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第155回徳億会後記 全国渡り鳥生活倶楽部株式会社 牧野氏 後編

 

はじめに

 

 

こんにちは。

 

 

志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。

 

 

2021年2月24日
オンラインで徳億会を開催し、オラガ総研、
全国渡り鳥生活倶楽部の牧野社長のお話をうかがいました。

 

今回は、前回公開した前編の続きとなります。

 

 

話が盛り上がり、2時間に及ぶ内容でしたので、
一度にお伝えできませんでした(汗)

 

 

ここからはようやく
徳億会で配信した内容に入ります。

 

 

動画をご覧いただいた方もご覧いただいていない方も
ぜひ参考にしてください。

 

 

コロナの影響をうけ、不動産業界はどのように変化するのか?

 

 

「コロナの影響をうけ
不動産業界はどのように変化するのか?」

 

この質問に対して、
牧野社長は以下のようにお話されました。

 

ワクチン、季節的な要因、人間の対応力などで、
コロナはいずれ落ち着くでしょう。

 

 

コロナが落ち着けば、
人々の旅行に行きたいというニーズは戻る。
そのため、宿泊、観光は元に戻る。

 

 

しかし、ビジネスの出張は
今後も戻らないかもしれません。

 

 

コロナを機に圧倒的スピードで、
働き方の変化が起きています。

 

 

 

 

これまで消極的だったリモートワークへの取り組みも
結果的には可能であることがわかりました。

 

 

リモートワークが可能になると
在宅勤務をする人が増え、通勤が少なくなる。

 

 

するとそれに伴い、通勤のために都市部に住んでいた人も
遠方に住むという選択肢が増え、都心のあり方が変わります

 

 

単純計算ですが、10%の通勤がへると、
10%空室率が上がるりますから、都心部の空室率が上がれば、
オフィス不動産は苦境にたたされるでしょう。

 

 

一方で、「人が楽しむ、ワクワクする、経験する」など
エンターテイメントの役割は都心部に残ると思います。

 

 

 

つい先日、三井不動産が
東京ドームを購入するというニュースが流れました。

 

 

「エンターテイメント性のある場所になってほしい」
そのような想いもあって購入したのかもしれません。

 

 

 

 

 

IT産業などの成長産業ほど
オフィスはいらないという事実があります。

 

 

できる人ほどリモートでいいし、
そうなれば通勤時間が減り、副業もできる。

 

 

 

もしかしたら、今後はできる人を雇用しておくのが
大変な時代になるかもしれませんね。

 

 

この1年で東京は転出超過になりました。
不動産業界は、オフィス不動産を中心に大変な状況になりそうです。

 

 

また、晴海に建設されたオリンピック選手村施設しかり。
住居問題もこの先起きてくるかもしれません。

 

 

 

コロナ後を見据えて、不動産業界は
新たなニーズを取り込むことで、
活路を見つけていかねばなりません。

 

 

 

全国渡り鳥生活倶楽部の話

 

 

 

全国渡り鳥生活倶楽部HPより引用

 

 

 

ここからは、
牧野社長の全国渡り鳥生活倶楽部の話になります。

 

 

 

渡鳥倶楽部とは、全国の空き家を借り上げ、
サブスク方式で家をレンタルできるサービスです。

 

 

当初、渡り鳥生活倶楽部のターゲットは、
リタイア層を狙っていました。

 

 

しかしコロナに伴う働き方の変化にともない、
リモートワークをする若い世代のニーズが増えています。

 

 

 

人は基本縛られたくない生き物です。

 

 

「好きな時に好きな場所にいる。」といった
風天の寅さんに憧れる人も多いでしょう。

 

そんな自由に憧れる人々のニーズにマッチするのが
全国渡り鳥生活倶楽部です。

 

 

 

牧野社長は、
人の出入りを「町の新陳代謝」と言っています。

 

 

 

町の新陳代謝がおこることで町は活性化する。

 

 

全国渡り鳥生活倶楽部が家という舞台を提供し、
人々がその場で仕事をして地域に溶け込む。

 

 

 

全国渡り鳥生活倶楽部は、
地域を盛り上げる役割空き家対策の一環としても、
各自治体から期待されています。

 

 

 

不動産業は、社会を支えています。

 

 

牧野社長は、
社会を支える不動産事業を通して社会貢献を考えています。

 

 

 

各自治体には空き家問題があります。
その問題を解決するのが、
渡り鳥生活倶楽部を利用する渡り鳥(利用者)。

 

 

 

しかも、各地の素晴らしい古い家を使うことで、
古民家の維持や後世に残すことも可能となります。

 

そうなれば、地域の活力も出てくる。

 

「この仕事は、世のため人のためになる、そういう仕事です。」
と牧野社長は力強くいいます。

 

 

 

おわりに

 

 

不動産事業をしている方は、
ぜひ全国渡り鳥生活倶楽部を利用してみてください。

 

 

今やビジネスにおいて、
「地域」は重要なテーマです。

 

 

全国各地、その地域の状況を理解できると
新たなアイデアやプロデュース発想を得られるでしょう。

 

 

都心の不動産、地域の不動産それぞれの状況を
低コストで比較できるのが全国渡り鳥生活倶楽部です。

 

 

働き方が自由になり、 田舎へ移住を考えている方も、
全国渡り鳥生活倶楽部を利用して、
試しに住んでみるのも良いと思います。

 

 

以上 牧野社長ありがとうございました!

 

 

 

 

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第155回徳億会後記 全国渡り鳥生活倶楽部株式会社 牧野氏 前編

 

はじめに

 

こんにちは。

 

志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。

 

2021年2月24日
オンラインで徳億会を開催いたしました。

 

オンラインでの開催にもだいぶ慣れてきました。

 

巷では新しいSNS「clubhouse」も出てきて
SNS利用の分散化が起きている感じですね。

 

 

いかしあい隊もコミュニティビジネス。
ネットワークのあり方として、SNSは深い関係があるので
SNSについても色々と考えていきたいと思っています。

 

こう書いておきながら、忘れそうです。
忘れないよう誰かリマインドしてください(笑)

 

 

 

 

全国渡り鳥生活倶楽部株式会社 代表取締役 牧野知弘氏講演

 

 

第155回徳億会後記 全国渡り鳥生活倶楽部株式会社 牧野氏

 

 

さて、2月24日オンライン徳億会では、
全国渡り鳥生活倶楽部の牧野社長にご登壇いただきました。

 

 

牧野社長のお話は2時間に及び、
長丁場になりました。

 

講演を撮影していただいたドリームムービーの
神代さんもお疲れではないかと思いましたが、

「いい話でしたね。」と笑顔で言ってくださったのは

ここ40年近くの不動産の変動と
牧野社長のキャリアがものすごくリンクしていて
お話に臨場感があふれていたからですね。

 

 

そんな牧野氏は1959年生まれ。東京大学経済学部卒後、
第一勧業銀行(現みずほ銀行)に就職。

 

 

 

 

 

側から見れば素晴らしい就職先に勤めたものの
なんと銀行を1年で辞めようと考えたらしいです!

 

 

しかも1980年前半といえば、
バブル経済の到来に向けて
日本経済が上向きに成長していく時代。

 

今の銀行とは異なり、絶好調の業界です。

 

 

周囲の意見や助けもあり一旦は留まり
その後3年間勤めましたが、
最終的にはあっさりと銀行を辞めたとのこと。

 

 

その後、外資系トップクラスの
経営コンサルティング会社
「ボストンコンサルティング」へ転職。

 

 

 

 

当時は、かの有名な経営コンサルタント
堀紘一氏が上司だったとのこと。

 

堀紘一氏といえばドリームインキュベーターという
一部上場会社作ってます。

今考えると、すごいチームですよね…。

 

 

そこで金融の経営を間近で学び、
ヒリヒリとするような経験をしたのちに、
三井不動産へ転職。

 

 

 

 

こちらも何かの流れで受けたら
1000倍くらいの競争率で受かってしまい、
そういうことなら不動産へ行くか、と転職を決意。

 

もちろんボスコンの方が給料がいいはず。
ボスコンから日系企業に行く人なんて、
あまり聞いたことないですよね…。

 

 

転職するのであれば、
経営陣として入っていくイメージですが、

そこに拘らないのも牧野氏の風天ぶり?が
感じられるエピソードです。(すでに渡り鳥!)

 

 

三井不動産に転職した1989年は
バブル絶頂から崩壊の時期。

 

バブルが崩壊すると、三井不動産も現金が少ない中で
不動産をどう購入するかという難題にあたります。

 

そこで攻略したのが、
今では当たり前となった不動産の証券化。

 

当時はまだ事例もない中、不動産証券化を行うには、
不動産の知識だけでなく金融の知識が必要でした。

 

第一勧業銀行、ボスコン、三井不動産
豊富な職務経験があり、金融、経営、
さらには不動産の知識を兼ね備えている牧野氏。

 

当時脂が乗り切った年齢ですし、
最強の状況だったでしょうね。

 

 

まるで…
亀仙人の甲羅の特訓
→界王星の重力
→精神の時の部屋
→スーパー牧野といったところでしょうか。

 

 

結果的には、不動産証券化を
外資系企業や日本の保険会社と組んで成功させ、
日本橋や都内の大型プロジェクトも成功に導きます。

 

 

大仕事を終えた後、
三井ガーデンホテルへの辞令が出ました。

 

当時はまだホテルは活況ではなく、
今のようなおしゃれホテルではなかった三井ガーデンホテル。

 

 

新しい現場では、「ホテルの立て直し」
という修行が牧野氏を待っていました。

 

 

ぜひ読んでいただきたい、
ホテル立て直しのエピソードはこちら

 

 

当時周りの協力会社の方々からは
「左遷か…」と噂されたようですが、

有能な牧野氏は、3年かかる立て直しを2年で終え、
三井不動産本体へカムバック。

 

 

しかし、予定よりも早い戻りに、
予定していたポストや用意されていた仕事もなく、
やる事がない状況に。

 

この状況が「風天クセ」
つまり「渡り鳥習性」に火をつけます。

 

 

以前からヘッドハンターの打診を
たくさん受けていた牧野氏。

 

その1つの打診を受け、
2006年にリート(不動産投資信託)
を扱う会社の役員に転職します。

 

 

後から聞いた話だと、
実は三井不動産に残っていれば
その後のキャリアパスも悪くなかったらしいのですが、
今となっては後の祭り…。

 

 

それでも転職先の企業は上場し、
順風満帆に見えました。

 

しかしバブルを乗り越えた後に、
リーマンショックが到来。

 

その煽りで親会社が倒産し、
リートの会社も解散に追い込まれます。

 

 

そのタイミングで満を辞して独立。
オラガ総研・オフィス牧野」を設立しました。

 

 

金融、不動産、不動産ファンドを
ど真ん中で経験した牧野氏。

 

現在では、今までの経験を活かして、
多くの企業の支援や大型プロジェクトの
プロデュースを手がけています。

 

驚くことに、別府にできた
九州初の5スターホテル「ANAインターコンチネンタルホテル」
も牧野氏のプロデュースだそうです。

 

地域に新たな活力を与えることできた、
この誘致は、たくさんのご苦労があったはず。

 

風天の牧野社長の活躍は
プロデュース事業や不動産事業だけに留まらず

勢いに乗って全国渡り鳥生活倶楽部を設立。

 

 

今思うと、
ご自身の性格そのままの会社を設立していて、
「自由に生活しましょうよ」
という提案をしている会社です。

 

少し長くなりましたが、
今回はここまでとさせていただきます。

 

実際は、徳億会でお話しいただいた内容の
ほんの一部でしかありません。

 

これ以外にも
有意義なお話をたくさん伺えましたので、
続きはぜひ第二弾で配信したいと思います。

 

お楽しみに。

 

 

今後の開催は以下になりますので、
ぜひご興味ある方は、お問い合わせをお待ちしています!

 

 

 

 

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