今は常識ではない、でも未来に常識となる事…
これは私が作った造語です。
私が30年以上も前にレコードやビデオのレンタル事業を展開し、
順調にビジネスが軌道に乗り出した際、
レコード小売店や映画館から
「レコードが売れなくなる」「映画館が潰れてしまう」と
大きな反動を生みました。
著作権法違反だと会社は訴えられ、メディアにも報道されました。
しかし顧客にきちんと目を向け、必要とされ、
持されているサービスこそが未来へ生き残っていくと信じて、
組合を作り、法的な解決策を見出し、邁進し続けました。
今回は、日本で一番「ありがとう」と言われる会社を目指して躍進中の
葬儀会社「株式会社ティア」をご紹介させていただきます。
人はみな、いつかは『最期』を迎えます。
それはできれば考えずにおきたい『縁起でもないこと』。
誰もが抱く感情であり、本能的な部分であるかもしれません。
大切な人の葬儀を行う経験は一生の内、何度もなく誰もが初心者なのです。
精神的に落ち込み、冷静な判断力を保っているのか分からない状況で、
葬儀社の言い値がまかり通る風習が業界には長くはびこっていました。
そんな業界に風穴を空けるべく1997年に設立されたのが㈱ティアです。
「明朗会計」を打ち出し、葬儀料金の明細をホームページやチラシで細かく公表し、
業界平均の半額以下という驚異的なプランを提示したのです。
他の業界では当たり前の事かもしれませんが、
葬儀業界においてそれを貫くことは
相当のエネルギーが必要だったのは言うまでもありません。
顧客にとっては生前より葬儀明細を把握する機会が増え、
いざという時に安心して葬儀をお願いできるという点で多くの支持を得て、
現在では年間で1万件以上の葬儀を取り扱う大手上場企業(東証1部)へと成長しました。
※こちらの記事は月刊誌「美楽」に掲載された記事です。
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牛久保洋次
慶應義塾大学商学部卒業株式会社友アンド愛(レコードレンタルビジネスの開発者)を創業し、代表取締役就任。約700店舗をFC展開する。株式会社ピザカリフォルニアを創業し、代表取締役就任。約400店舗をFC展開する。日本CDビデオレンタル商業組合初代理事長(社)ニュービジネス協議会理事等を歴任。現在、株式会社いかしあい隊会長、その他顧問数社。
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