株式会社いかしあい隊

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第152回 徳億会後記 フォーブス藤吉氏

 

こんにちは。

 

志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。

 

2020年11月26日
毎月開催している徳億会がありました。

 

 

 

 

Forbes Japan編集長 藤吉雅春氏講演

 

今月の講演は、
ForbesJapanの取締役であり編集長でもある
藤吉雅春氏にお願いしました。

 

 

ビジネスパーソンならご存知かと思いますが、
Forbesはアメリカで100年を超える雑誌です。
資産家ランキングなどでも有名ですね。

 

Forbesは表紙や紙面、そしてウェブでも
写真やビジュアルに大変こだわりを感じるのもまた
魅力の一つではないでしょうか。

 

そのためか、普通の雑誌ならば興味ない人も
Forbesだったら掲載されたいという人も多いようです。

 

そのブランディングや信頼の秘密は、
「ポジティブジャーナリズム」
→本質を見抜いて記事にする。

 

そのためには、
記者や編集者の選球眼、聴き出す力、共感力、
そして、プロデュース力も必要になりそうです。

 

 

我々いかしあい隊でも会員である経営者の方たちと
毎日面談を行っています。

 

そこでお客様の強み、課題、歴史など
踏み込んだ質問をさせていただくことがあります。

時には「そこまで聞くの?」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、そのような踏み込んだ質問こそが、
お客様のためになる答えに繋がると信じてます。

 

 

 

スモールジャイアンツを取り上げる稀有な雑誌

 

話を戻しますが、、

中小企業に目を向けない メディアが多い中、
「スモールジャイアンツ」
=組織規模はスモールでも価値はジャイアンツな企業の
「経営者のストーリー」を掘り起こすのが
ForbesJapanの方針です。

 

その証拠として、ForbesJapanの表紙には
一般的には無名の方も多く取り上げられています。

 

雑誌界で、無名な人物を表紙に持ってくるということは
とても異例なことだそうです。

なぜなら、有名人を取り上げないと
「販売部数が伸びないから」。

売上よりも人に フォーカスを実践している雑誌、
それがForbesJapanです。

 

ForbesJapanに取り上げられ、テレビの取材を受け
結果的にビジネスで成功していく。
そのようなベンチャー企業も少なくないとか。

 

 

 

 

企業価値をあげるには?

 

今回の講演で、
藤吉編集長にお話しいただいたテーマは
「企業価値をあげるには」

結論から言いますと、企業価値をあげるには
「型にはめろ。」

スポーツでも勝つための型があります。
世界の神話も然り。

 

企業の成功の型は、
映画の型と同じというのが藤吉理論。

 

大切なのはなんと、、、「死ぬこと」(!)

え〜〜〜
ちょっと何言ってるの??

突拍子もない結論に
最初はついてけない人もいたようですが、

藤吉氏が言いたかったのは
「死んで何を残すのか」

 

なるほど事、死んで残すとは、
事業継承の可能な事業を行うということで、
企業は持続することが求められているという意味でした。

 

そのためには
リレーのようにバトンをつなぐ
つまり次代につなぐことが必要です。

 

 

「スターウォーズ」の型にハマり世界的企業へ成長

 

映画の型にハマり、バトンをつなぎ、
世界的な企業となっている企業として
京都のミツフジ
という会社を例に話を広げていただきました。

 

長年培ってきた織物の技術。
そこから、先代が電気を通す技術を 取り入れ、
葛藤や苦悩がありながら世界に真似のできない
精度の高い技術へ次代が昇華させています。

 

その成功までに起きた出来事というと
・会社の苦難、危機
・代替わり
・先代との確執
・苦難の再来
・先輩などとの再開と仲間入り
・先代の開発した技術の活用
・世界に真似のできない製品の完成
・世界のビッグカンパニーからの引き合い

文字に起こすと簡単なように見えますが
なかなかドラマティックな歩みを見せてきたのが
ミツフジという会社です。

 

これが
映画「スターウォーズ」の型とハマるわけです。

 

「成功は時空を超える。」

という名言も出ました!

 

企業も人も、
「何を残すか」が最後には問われる。

 

「人は命のリレー」
子孫へ何かをつないでいくのが人間です。

 

同族企業の強みといえば
技術や企業文化やノウハウのリレーが
命のリレーと同じように血と同じように継がれていく。

 

藤吉編集長に教えていただきました。

 

ForbesJapanの芯の強さの秘密を
知ることができた内容でした。

 

藤吉編集長ありがとうございました。

 

 

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