こんにちは。
いかしあい隊 白根です。
2022年8月29日、
徳億会にてニュートン・サンザグループ(パセラ)の荻野社長に登壇いただきました。
https://www.pasela.co.jp/
https://www.mom-garden.jp/
https://www.legian.jp/wedding/
https://www.welovedogs.jp/hotel/
https://www.anshin-oyado.jp/
(まだまだ様々なサービスを持っているので一部のURLだけ抜粋してます。)
講演を伺って、感じたことを先に記載します。
荻野社長の経験と感性を反映した経営が今の株式会社ニュートンの経営なのだと感じました。
コロナ禍で箱物ビジネス(店舗系)は逆風です。
ニュートン・サンザグループはカラオケ、ホテルも経営していますので、
逆風を真正面から受ける業態ですよね。
荻野社長が空間(不動産)を活用したサービス提供に事業領域を持っているのは、
不動産と、お客さまが喜んでくれるサービス提供が、荻野社長自身好きだからとのことです。
好きだから、アイデアが出て、対策ができて、お客さまが喜んでくれるサービスが
構築できるのだと、話の中から感じ取ることができました。
そして、好きだからなのだと思いますが、
逆風の中でも事業継続できていて、
新たな業態や新たな出店も実現しています。
また、取り組んでいる事業は「問題解決型」だといいます。
ただ単にホテルをやるのではなく、
見える課題、見えざる課題に対して解決できるか。
困ってる人のために、困るであろう人のために、
サービスを作り出した結果の一つが
「産後ケアホテル 葉山のマームガーデン」です。
https://www.mom-garden.jp/
○産後ケアホテルについて
=======
助産師が24時間対応できる、国内最大級の産後ケアホテル。
出産直後の体力的に厳しい時期は、新生児の対応で、
ママの体調が戻りにくい状態が多く見られます。
少しでも早くママの体調回復と新生児の安定した成長に向けて、
産後の初期段階を手厚くサポートすることでホテルから出た後は、
体力万全の状態で育児に向かえるようにできるホテル。
産後間もない時期に多い不慮の事故を防ぎ、
産後初期のノイローゼも防ぐための対応が万全。
2022年8月末段階だと3ヶ月先までは結構埋まっているということ。
社会のニーズを顕在化させた、ニュートン・サンザグループの取り組みです。
====
高齢者施設は国から補助金がでますが、0歳児のホテルは補助金が出ない状況です。
子供は国にとっても未来でもありますので、0歳児ホテルに補助が出るべきだと感じますね。
他の企業でも産後ケアホテルを運営し始めたところがあるようですが、
経営的にかなり難しいようです。コスト面や人材面で高いハードルがありそうですよね。
それは、HPでサービスの充実内容をみると、その充実ぶりにすごいな~。。
と思うのと共に、24時間助産師の対応ということは管理費人件費がかかるな~。と思います。
会社としてのコンセプトや、顧客目線、顧客との関係を、
未来につなげることのできる企業でないと、続かないと思います。
====
顧客目線を重んじる荻野社長はスキー用品やゴルフグッズ販売で有名な
Victoriaを1000億企業までに育て上げた方です。
創業後、次々に押し寄せる苦難に翻弄されながらも継続を最優先に掲げ、
更に30年ほど前に第二の創業で株式会社ニュートンを設立。
創業直後の苦しい経験から、企業が永続する為に必要な会社の「憲法」を作ったとのことです。
そのうちのいくつかをこちらに共有させていただきます。
○継続を成長よりも重んじる
そもそも成長のためには継続してないと。
○原因自分説
原因自分説を徹底すると、コロナや地震などの予測不能な天災などに対しても、
考えられる限り手を打てるようになりそうです。
○箱物ビジネスだが、賃借はしない。
倒産の可能性を少なくするために、賃借よりも所有で店舗など展開。
○正しい意見が権限をもつ
社長に人事権はない
○中途半端はゼロ以下
中途半端な知識で投資すると火傷する。
○尖ったことをやる
カラオケ、ホテルの業界は閉店や倒産の危機、という話をいたる所で聞きます。
しかし、荻野社長のお話を聞きますと、ニュートン・サンザグループが
このパンデミックを乗り越えられる状態であることが理解できました。。
■2011年の東日本大震災危機の時に、ニュートン・サンザグループは
(業績は順調でしたが)ピンチだったと言います。
ニュートン・サンザグループだけではなく、東京で不動産所有をしている
優良企業の大半がピンチだったとのこと。。
それは、震災による原発の事故が原因。
最悪の場合、東京の不動産価値がゼロ評価になったかもしれません。。
実は日本は、紙一重で持ちこたえましたが、原発が爆発でもしていたら東京は1000年間アウト。
当時のドル円は1ドル75円。
当時から円安の危機を荻野社長は言っていました。
円高は限りがあるが、円安は青天井。
リスクヘッジ(保険)の意味でドルでの資産保有を当時から奨めていました。
今2022年は、日本は円安、燃料高により、さまざまな影響が出てきています。
社員の生活を守る経営をする上で、ドルでの資産を持つことは、大変重要なことがわかります。
主に日本でビジネスを展開している荻野社長ですが、多くの経験から、
世界を俯瞰して考え行動しています。
■お金の使い方
池上彰氏とビルゲイツ氏が出ていたテレビを見た話がでました。
ビルゲイツ氏はご存知、大富豪です。
死ぬまでに、そのお金をどのように使うのか気になる人も多いと思います。
ビルゲイツ氏は、「お金の大半を子供の福祉に使いたい」と。。
荻野社長も同じ考えとのことで、以前から、シングルマザーの子供の問題など訴えていました。
子供の健康は、社会が守らないと。
大人はある程度自己責任かもしれませんが、子供は何の罪もない。
荻野社長は以前から、雑司ヶ谷にて一棟ビルを子供のために無料解放しています。
https://www.kodomomura.com/
子供の貧困、いじめ、経済格差、DV などに真正面から向かって取り組んでいます。
子供食堂、コミュニティ活用、放課後活動などさまざまなことを
パセラのスタッフなどが取り組んでいるとのことです。
荻野社長の話には、子供への思いは毎回でてきます。
このことは、毎回考えさせられます。
■健康について
荻野社長からこの話が一番経済的メリットを提供できるかもしれない。と、
共有いただいたのが健康の話です。
失ってからありがたみを感じるのが、
親と健康、そして、お金。健康についていくつか箇条書きにさせていただきます。
○サラダオイルは危険。
○がんに負けないために「筋トレ」
○口の中を気をつけよう
歯周病は治そう。
朝は必ずうがいから。水を先に飲んではいけない。
(盲点でした。。朝イチで水飲んでました。。うがいが先ですよ。。)
以上
荻野社長の講演でした。
荻野社長の経験からの話ですので、多くの方に伝わった内容だと思います。
今後のニュートン・サンザグループに注目です。
https://www.pasela.co.jp/
https://www.mom-garden.jp/
https://www.legian.jp/wedding/
https://www.welovedogs.jp/hotel/
https://www.anshin-oyado.jp/
お世話になっております。
株式会社いかしあい隊の白根です。
お盆明けの8月18日名古屋徳億会を開催いたします。
https://ikashiai.com/seminar/2192?post_id=2192
講師には、エスプライド・社長チップスの西川社長をお迎えします。
https://shacho-chips.com/
是非ご参加いただきたいと思います!
全国のプロ野球場に事務所を構え、グッズ企画/販売マーケティングを行い
社長チップスとしてお菓子を軸に、地域活性化や中小企業経営者を盛り上げるなど
様々な可能性を広げている会社になります。
https://esspride.com/
さて、、
皆様に雰囲気をお伝えしようと、前回の写真を掲載させていただきます。
前回の名古屋徳億会では講師にはIBJ石坂社長をお迎えしました。
https://www.ibjapan.jp/
年間成婚数10000件を超える数を生み出しています。
日本の少子化、晩婚化は社会課題でありますが、
それに真向正面から挑む婚活支援会社。
日本の人口減を止めるためには?
答え:出産増加
出産増加するためには?
答え:結婚数増加(できれば若い人の成婚数)
単純に考えるとこうなります。
今の時代、出生数が減少しているのがニュースにもなっています。
近年は80万人ということで、一時期は100万という数字でも少ないと話題でしたが、
減少数が加速しています。
そこで、IBJの婚活支援事業がダイレクトにお役に立てる、
という内容でした。
是非、婚活ビジネスまたは、結婚に興味ある方は、ご相談ください。
あと。。
この石坂社長の講演に感化され、弊社子会社のAIJYUにて
結婚相談所を始めることにしました!
担当は雪井が行いますが
お気軽にご相談ください。
本気で結婚したい人へ、最短の成婚を目指しサポートします。
yukii@aijyu-inc.co.jp 担当雪井
さて、話を戻しますが、、
本題は
名古屋徳億会8月18日(木)にあります!
https://ikashiai.com/seminar/2192?post_id=2192
葬儀年間18000件を超えるティア冨安社長にも講和いただきます。
https://www.tear.co.jp/
是非ご一緒できるのを楽しみにしております。
以上
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
こんにちは。
いかしあい隊 白根です。
2022年7月27日徳億会を開催いたしました。
今回の徳億会で登壇いただいたのは、
日銀出身、UI銀行代表取締役会長の味岡会長です。
UI銀行という、デジタルバンク。
スマホからアプリをインストールして口座開設するスタイルの銀行です。
味岡会長は日銀出身で、大分支店長、金沢支店長などを経て、
東京都民銀行と八千代銀行・新銀行東京の合併を担当し、
合併した東京TYフィナンシャルグループ
(現東京きらぼしフィナンシャルグループ)代表取締役社長に就任。
2020年から同社代表取締役会長を務め、UI銀行の代表取締役会長を現在務めています。
日銀支店長は経済分析をして、各地域の知事などと経済報告をしているようですが、
今回のご講演でもそのような雰囲気でお話がスタートしました。
○大きな経済の流れ
IMFの世界経済の成長率の発表を元にすると
世界経済の成長は鈍化しているとのこと。
アメリカはインフレなどの要因により、5.2%成長予想から→2.3%成長へ
中国はロックダウンなどの要因により、5.6%成長予想から→3.3%成長へ
ヨーロッパも利上げなどの要因により、4.3%成長予想から→2.6%成長へ
そして
日本は3.2%成長予想から→1.7%成長へ
ロシアは2.7%成長予想から→−6%
ロシアは当然として、日本の苦しい状況を感じる数字ですね。。
○経済への影響を与える要因としての5項目
①コロナなど感染症、ウィルス関係
②気候変動による災害リスク
③デジタル化 DX化
④安全保障 分断化による成長の鈍化 エネルギー 食糧問題
⑤インフレが来るのか・・
というような、経済へ大きく影響する事象について言及いただきました。
この中のデジタル化、DX化、を企業はうまく取り込むことが求められていますが、
UI銀行もDX化を追求した形の銀行になります。
○UI銀行について。
まず、そのネーミングですが、U&I あなたと私。
つながりを大切にしたいということでネーミングをつけたとのことです。
いかしあい隊会長の牛久保もレンタルレコード友&愛(You and I)を立ち上げたこともあり、
UI銀行のネーミングに親近感を得るところがあったようです。
デジタル銀行ですので、支店がない、クラウドシステム、バーチャルサービス、などの理由により
費用的インパクトの大きい、支店コスト、人員コスト、システムコストの削減を実現しています。
大手銀行のシステムは管理コストが膨大だと聞きます。
さらにトラブルもあるので、大変ですよね。。
各銀行は支店を削減しています。
そのトレンドはまだまだ続きますので、デジタルバンクの存在意義は高まっていくと思われます。
さまざまなコストや仕組みの簡素化を実現したことにより、金利を100倍に出来たとのことです。
(100倍で0.2%の年間金利です。100倍での数字なので、いかに今の金利が低いか・・・。)
デジタル銀行としてのUI銀行は本年の2022年からスタートして間もないですが、
マーケットが地域を超えたということが早速データにも出ており今後の伸びを感じる内容でした。
きらぼし銀行の主たるエリアが東京と神奈川なので、そのエリアを超えて、
北海道や沖縄まで口座保有者ができていることは大きな変化です。
既存の考え方や習慣に捉われると縮小の一途を辿ります。
特に、円安、日本経済への不安、国際競争力の低下などさまざまなことから
時代の変化に対応できない会社は大きな影響を受けるでしょう。
銀行も変化している時代。
私たちも、大切なものは残しながら変化していきたいですね。
ありがとうございました。
最後に、、
味岡会長はお城巡りが趣味とのこと。
先日名城100城への訪問を制覇したとのこと。
100名城を覚えるのは大変なので
国宝の5城を。
犬山城、彦根城、姫路城、松江城、松本城。
となります!
以下、今後のスケジュールです。
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8月徳億会はニュートンの荻野社長に登壇いただきます。
コロナにおいてカラオケは打撃を受けるも、事業の多角化、リスク対策を
強く意識した経営にて、感染症不安の経済を乗り越えています。
京都への出店や産後ケアホテルなどの新業態への挑戦も注目です。
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
【第168回徳億会】 講演&交流会
https://ikashiai.com/seminar/2201?post_id=2201
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
【日時】8月29日(月)
【時間】18時~20時45分
【場所】八芳園
【講師】荻野勝朗氏 株式会社ニュートン 代表取締役社長
https://www.newton-co.jp/interview/
【会 費】徳億会会員無料 一般参加33000円
【振込先】三菱UFJ銀行 新宿支店 普通 1202330 カ)イカシアイタイ
【カード決済】ご希望の方はメールでご連絡ください。
決済リンクを送らせていただきます。
【今後の開催予定】 9月27日(火)
——————————————————————————–
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
【第203回ATM会】
https://ikashiai.com/seminar/2278?post_id=2278
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
【開催日】8月22日 (月)
【時間】受付開始17時30分/ 18時~20時30分
【場所】ホテルニューオータニ紀尾井町 『悠の間』
【講師】西山由之氏 株式会社ナック名誉会長 株式会社センカク会長 西山美術館館長
https://www.nacoo.com/
https://senkaq.com/
https://www.2480.jp/
テーマ;日本国改造計画
【形式】ドリンク提供・スタンディング形式での交流。
【会費】 13,000円 (いかしあい隊会員7000円) (徳億会会員無料)
期日前決済(振込orカード)2000円割引
【振込先】三菱UFJ銀行 新宿支店 普通 1202330 カ)イカシアイタイ
【カード決済】ご希望の方はメールでご連絡ください。
決済リンクを送らせていただきます。
【お申込み・お問合わせ】 info@ikashiai.com
【今後の開催予定】 9月14日(水)
—————————————————————————-
オンライン経営者交流会です。
———————————————————————-
【第29回オンライン経営者交流会 8月3日開催】
———————————————————————-
【日時】8月3日(水) 16時~17時
【参加費】無料
【参加資格】経営者、役員、個人事業主、決済権者
【お申込】 https://forms.gle/7ZxLYHqrGnGfqG7o6
お申込された方には前日に、参加に必要なURLをご登録
メールアドレス宛にお送りいたします。
——————————————————————
名古屋徳億会は社長チップスの西川社長に登壇いただきます。
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
第12回 名古屋徳億会 60名-80名予定
https://ikashiai.com/seminar/2192?post_id=2192
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
【日時】8月18日(木)18時開始
【会場】名鉄グランドホテル
https://www.meitetsu-gh.co.jp/
【講師】西川世一氏 株式会社エスプライド 代表取締役
社長チップス株式会社 代表取締役会長
https://esspride.com/
https://shacho-chips.com/
【講和】冨安徳久氏 株式会社ティア 代表取締役
https://www.tear.co.jp/
【会費】22000円
【支払期日】8月16日(火)
【支払い方法】事前振込み または 事前カード決済
当日支払いは現金のみとなります。
【事前振込】三菱UFJ銀行 新宿支店 普通1202330 カ)イカシアイタイ
※カード支払い希望の方は info@ikashiai.com へご連絡ください。
【次回開催】調整中
=========================
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
第六回 京都徳億会
https://www.facebook.com/events/588162285945489
■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
9月8日(木) 18時開始 (17時30分開場) 20時30分閉会予定
会場)鶴清
京都市下京区木屋町五条上ル
http://www.tsuruse.co.jp/
【講師】菅原由一氏
https://smg-pdca.jp/outline.php
会費)33000円
形式)食事の提供は講演や自己紹介と同時に行わせていただきます。(黙食)
支払い方法)事前振込み または 事前カード決済
当日支払いは現金のみとなります。
事前振込)三菱UFJ銀行 新宿支店 普通1202330 カ)イカシアイタイ
※カード支払い希望の方は info@ikashiai.com へご連絡ください。
【申込期限】9月6日(火)
==============================
また皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
こんにちは。
いかしあい隊白根です。
7月15日に開催した第202回ATM会では、
あしたのチーム赤羽社長に登壇いただきました。
https://www.ashita-team.com/
あしたのチーム社はHRテックの業界で活躍しています。
タクシーに乗る人は、タクシー広告を見ることが多いかと思いますが、
そこで配信されている広告は、HRテック系が圧倒的に多いです。
HRテックとは、Human Resources Technologyの略で、
その範囲は、人事評価、人材管理、採用、マネジメントなど、、多岐にわたります。
働き方の変化、管理の仕方の変化、人材の変化、採用手法の変化、求める人材の変化など、
その分野の担当者でないと分かりにくいかもしれませんが、変化しまくっているのがHR分野です。
変化があれば、評価制度も変化させなければ、働く人の不満を生んでしまいます。
創業経営者だと自分で自分の評価を決めるケースが多いと思いますので、
まだ評価制度の重要性がピンとこない人もいるかもしれませんが、
社員の立場だと、評価が適正にされていないと感じると、不満が溜まります。
しかも、その不満はかなりダイレクトに退職に繋がってしまいます。
さて、そんなHRテックのど真ん中、導入企業4000社以上のあしたのチーム、赤羽社長の講演ですので、
人事評価やテック的な話がきけるのかな~、という期待をしていました、、
しかし、赤羽社長の話が始まると、あしたのチームの社長交代劇からスタート。
その頃、同社は2期連続赤字(数億以上の、、相当なレベル・・・)
そしてコロナでさらなる赤字拡大(10億レベルの・・)
そこから、1期という短期間で黒字化に成功。
ある意味、、組織運営の劇的な変化についての実体験と資金面での背水の陣
(資金面の背水の陣ということは、会社そのものの存続の危機ですね)
会社の背水の陣でもありますが、赤羽社長自身も個人保証など突っ込んでおり、人生背水の陣だったと思います。
このような状況だったあしたのチーム社自身のリアルな体験も交えつつ、どう改善していくか、
コロナによる働き方の変化をどう味方につけて組織運営するかについてお話をいただきました。
ビジョン ミッション バリューという耳慣れた言葉も、
それぞれの会社の考えと評価が連動しているか、が非常に重要とのこと。
ということは、この会社の考えと合わない人は、残念ですが、退社していきます。
あしたのチーム社でも、残念ながら、退社の事実があったようです。
それだけ、会社のビジョンに合う、会社の在り方・やり方、筋を通していく強さを感じました。
赤羽社長の胆力、判断力、先見性、運、
そして、組織力の最大化を実践した、あしたのチームのノウハウをお話の中で感じることができました。
オフラインからオンラインへの転換による
組織の在り方、人事評価の在り方、報酬の在り方、制度の在り方、報告会の在り方、顧客フォローのやり方など
変化は多岐に渡りますが、すべては、会社のビジョンに沿った変化。
人事評価が変化するということは、運用も変化して、その変化への対応をする人がいなくてはなりません。
恐らく相当の経験者でないと難しいです。
あしたのチームは4000社の事例を持っているのでアドバイスを受けて、
無駄なく変化に対応するのが超絶に近道ですね。と、素直に思いました。
あしたのチーム社の掲げる、
「スタッフがワクワク働き、評価に納得して、会社と共に成長できる組織へ」
その一端を垣間見ることができた講演だったと思います。
評価制度、人事について思うところのある方は自社内で対応するのはおそらく、、難しいと思います。
事例を多数持っているプロフェッショナルにまず聞いてみてください。
周りに相談する人がいない、という人は、あしたのチームへ。。
ということで、あしたのチーム社へのご紹介を希望の人は、お気軽にこちらへもご連絡ください。
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
こんにちは。
いかしあい隊白根です。
200回が5月にあり、6月は201回ATM会が開催されました。
200回は数字的に区切りなので、盛り上げる感じで開催できましたが、
201回目も、数字的には、200回後の1回目ということで
今後を占うような会だなと感じていましたが、皆様のご協力のもと、
講演も交流も無事終えることができて安堵しているところです。
さて、
今回の講師はファルス高橋社長に登壇いただきました。
https://phals.jp/
高橋社長は、2008年にもATM会に登壇いただいています。
当時はフィルカンパニーの社長として登壇。
https://philcompany.jp/
4か所の駐車場の上部物件を施工し、運用していたと聞いています。
当然立ち上げ期で資金繰りも大変でありながら、ビジネスに挑戦していたと記憶しています。
その後、2016年10月に東証マザーズに上場。
順調に事業拡大し、現在は300か所の物件を施工し、管理しているとのことです。
上場した会社の創業者ですから、その話で講演してもらっても面白いのですが、、
今回は上場の鐘を鳴らした直後にカンボジアに飛んで事業を進めた、
「ファルス」について話をしていただきました。
https://phals.jp/
●日本の低成長の危機を乗り越えるための企業
●後進国の成長のためのパートナーとなれる企業
●後進国こそ日本の未来がある。
なぜ、上記のように感想を持ったかといいますと。
●日本の2000兆といわれる資金が低成長により投資先もなく、ダボついている課題がある。
●後進国の成長の分野(現在は一次産業)へ日本の資本を投融資することで、
後進国の生産性向上を実現し、日本への投資リターンが実現する。
●与信管理がポイントだが3年目で貸し倒れ率0.4%
●後進国への投資は、各国行っているが、品がない。日本の品のある投融資により後進国にとっても、
日本にとってもWin-Winになる関係ができる。そして、多くの後進国は親日である。
●各後進国に、1か国あたり100億規模の投融資を目指す。
上記の話を伺い、
高橋社長が取り組む、後進国の成長を取り込む仕組みによって、
日本の低成長の状況を打開できる可能性を感じました。
カンボジアではJCバンク(Japan Cambodia bank)
こちらが日本でいう、JAバンクの立ち位置を目指しています。
カンボジアは外資100%でも銀行ができることや、ドルが流通していることで銀行運営ができているとのこと。
ほかにも、ラオス、ミャンマー、ケニア、日本にて事業展開しています。
カンボジアは、コロナで5%成長、通常は7%成長。
平均年齢24歳。銀行の金利も年5%程度。
カンボジアの一次産業への融資により、
農家さんが以前行っていた水牛で2か月の業務が、トラクターで2日に短縮したりなど、劇的な変化が見込めます。
銀行口座を持っていない人も多い国で、
スマホの普及とウィングというモバイルバンキングの店舗(8000店)の普及で融資が進んできています。
上記の理由で、今後もJCバンクは伸びていくことが期待されます。
もともと、バックパッカーとして各国にて大学時代から飛び回っていた高橋社長。
大学時代の新興国のイメージは、正直、そこまで良いものではなかったようです。
その後10年後に訪れたタイでは、劇的な変化が起きており、
日本のやる気のある人は成長する国でチャレンジするべき!
という考えを持ったとのことです。
フィルカンパニーでは、上場基準をクリアしていたにもかかわらず、
3度却下され、その際には、証券会社や銀行に対して、憤りを感じたようです。
新しい文化を作り、社会をよくしようとするベンチャー企業に、
金融機関がよりバックアップできれば、社会がよくなると感じたことで
カンボジアでの銀行設立の思いの発端があったのかもしれません。
「全人類が持続可能な幸福を」
この高橋社長のビジョンの達成のハードルは高いと思いますが
高橋社長のチャレンジに共感した方は多かったのではないでしょうか。
フィルカンパニーの成功に囚われず、
直感に従って行動続ける高橋社長の今後にも注目です。
以上
こんにちは。
志高い経営者の学びと出会いの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
6月9日に京都徳億会を開催いたしました。
暑くなり始めた京都。
京料理の鶴清をお借りして開催いたしました。
http://www.tsuruse.co.jp/
鶴清の鴨川の「床」を楽しむ方々もいて風流でした。
さて、講師には、元レアル・マドリードの酒井浩之氏に登壇いただきました。
https://managementiva.com/
酒井氏がレアル・マドリードで働くまでの不運と幸運。
レアルで縁を得た世界的に名前を轟かせている人々との出会い。
そして起業。
日本国内では、得れない繋がりを、自ら行動し獲得しに動いた
チャレンジ精神を垣間見ることができました。
○レアル・マドリードMBA
このMBAに受かるには、受験が必要で、
それをクリアするためのタイムマネジメントに工夫。
当時、電通に勤めながらでしたので、
当然朝から夜まで仕事、
そして夜はお付き合いの嵐。
移動時間、お付き合いの時間も有効に活用するため
食事の場所を英会話のできる場所や外国人の集う場所にするなどした。
見えるところにレアルのエンブレムをあらゆるところに掲示。
レアルMBAには世界各国から、それぞれの国で一名とのこと。
多様性があって、各国の窓口になる繋がりができそうですね。
アルムナイは強いつながりで結ばれそう。。
酒井氏がレアルMBAで勉強していた当時、
2016年にレアルがチャンピオンズリーグ優勝という幸運が。。
チャンピオンズリーグで優勝すると、
東京にレアル・マドリードが来ることになります。
(南米優勝チームとの試合のため・昔はトヨタカップといいましたね。)
これがチャンスでした。
当時レアルには日本人スタッフがいなかったので、
首脳陣にレアル・マドリードが日本で売上構築するプランを
英語とスペイン語で冊子にして配った。
それを読んだ当時のペレス会長から
レアルで社員として働くように言われるという
チャレンジストーリーです。
アジアに向けたデジタルマーケティングを
担当していたとのことですが、レアルのSNS担当は300人。。
世界中にファンがいるチームは当然情報発信は多言語で18言語。
タイムリーにSNSを更新。
そのワンクリックで1億人が見るということになります。
1億人が閲覧する投稿のワンクリックは緊張ですよね。。
そんな経験を酒井氏はしたとのこと。
デジタルマーケの大切さを、
世界レベルで感じた経験を日本でのビジネスに活かしたら面白そうですね。
レアルのSNS担当が300人に対して、
日本サッカー協会は数名の担当ということで、ここでも差があります。
デジタルマーケとスポーツの相性の良さも感じました。
東京でのレアル・マドリードの仕掛けや、各選手のフォローアップなども対応し、
信用積み重ねてきたようです。
銀河系軍団との写真は、サッカー好きな僕としてはテンションが上がりました。
○起業へ
世界一の代理人と名高い、ジョルジュメンデスとのミーティング。
https://web.ultra-soccer.jp/index/index/c/Transfer/id/page_7_1
(クリスティアーノ・ロナウドの代理人で有名です)
レアルを退職し、ジョルジュのスタッフに名乗り出ましたが断られたそうです。
そこで言われたのは、
「日本からいい情報を持ってこい、そしたらビジネスパートナーだ」
と上下関係ではなく、ビジネスパートナーとして話をされたとのこと。
(世界一の代理人にパートナー、、と言われたらテンション上がりますよね。)
そこで、日本にて会社設立。
スポーツマネージメント事業を立ち上げ
代理人業、スポーツマネージメント事業をスタート。
サッカー、バスケ、テニス
それぞれが世界トップクラスのスペインとのネットワークの
窓口が酒井氏です。
スペインのニーズ、日本のニーズ、考えていくと
ビジネスになりそうな気がします。。
○世界のスポーツビジネス市場
衝撃なのは
日本のプロ野球の年棒が
1975年から2015年の40年で7・8倍に対し、アメリカは100倍。
MLB平均年棒4億円。
日本とアメリカやスペインの違いは何か。
外(海外)から資本を持ってきているか、ということが大きいようです。
海外との関係を作り、海外にマーケットを広げ、海外の成長も取り込む。
そうすれば自ずと売上、市場価値は上がっていきますが、
日本はそれが閉鎖的なようです。
エミレーツ航空は年間91億
アディダスは年間136億をレアルにスポンサーしているとのことです。
こんな金額、どうやって元取るの?
と思いますが、
アディダスは当然ユニフォームからグッズの世界販売で収益をあげます。
(ユニフォームがレアルの場合、年間300万枚が売れるようです。。
1枚15,000円くらいのようなので、なんとなく数字がでてきますね)
クリスティアーノ・ロナウドのユニフォームは年間130万枚売れるようです。。
それはロナウドの年棒が半端ない数字になるのも納得。。
売れる仕掛けをSNS、デジタルマーケ、
レアル全体で行うことで莫大な広告費を獲得できるとのことです。
日本のスポーツチームも活発に動いているところもあるようですが
まだまだこれからですね。
○放映権料の世界
Jリーグの放映権をDAZNが年間210億くらいで買ったのは有名ですが、
世界では放映権はもっと高いようです。
各国のリーグの収入内訳比率でいうと、どの国も放映権で40%−50%
Jリーグのは放映権の収入比率は10%くらいとのこと。
放映権を提供することについての効果を理解した上で、しっかり交渉すれば、
3倍くらいでの金額で放映権が売れる想定もあるようです。
○スポーツビジネスと歴史
世界を見て、ビジネスをすると
言葉、歴史がどうしても大きく関わってきます。
過去に植民地だった国はイギリスやスペイン、フランスなどの影響を受けています。
言語も影響を受け、今もその名残は濃く残っています。
アジアは英語圏が多く
アメリカ、南米はスペイン語圏。
デジタルマーケティングを考えると
この歴史観や言語地域の把握は必須ですね。
○経営者や企業がスポーツチームをどう使うか考える
スポーツチームにお金を投資する場合は、
「スポーツチームに考えさせる」
のではなく、
「お金を出す企業側がビジネスとして考える」
ことが必要とのことです。
今までは広告代理店がスポンサーを探してきていたので
単純広告の時代が長く続いてきました。
企業側が考え、スポーツチームに提案し、利用する。
スポーツの魅力は十分感じていますが、
どうやってビジネスに活かすのか、、
それは高いハードルに思っていました。
しかし、
酒井氏の講演で、ビジネスにも活かせそうという考えに変わりました。
皆様のビジネスも、スポーツを掛け合わせて
より成果を出すことができるかもしれません。
酒井さんありがとうございました!
志高い経営者の学びと出会いの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
先日のATM会が200回という区切りであることもあり
スタッフ一同が皆様に挨拶させていただきました。
西田部長、雪井、五味、杉本、楠本参与、牛久保拓志
の準に、皆様に感謝をお伝えさせていただきました。
私からの挨拶は、
2006年私が27歳の時に、牛久保と出会った所から振り返りました。
右も左も分からない27歳の私からすると、バブルを謳歌し、
レンタル、デリバリー両方とも日本一に持って行った
当時60歳の牛久保の雰囲気は完全に理解を超えていました。
理解を超えるということは、ストレートにいうと「あやしい、不安」に感じるわけです。
当時はそれでも、藁にもすがる思いで、ついて行ったわけですが、
運や縁、というのはそういうところにあるのかもしれません。
今となっては、感謝、恩 になります。
牛久保のお付き?秘書?のような立ち位置で、平日毎日夜0時から1時間くらいの電話報告が始まります。
平日毎日0時から1時間です。
僕も二十代でしたので、飲んでるタイミングのこともあったと思いますが、、
そういうシチュエーション、状況、環境、関係なく徹底して毎日でした。
管理、経営の凄みは、ここがポイントかもしれません。
さて、話は飛びますが、他に
いかしあい隊についての話をさせていただきました。
お客様に、いかしあい隊の事業について話す時には毎回お伝えしています。
いかしあい隊は、「経営者の健全な成長と発展」を支援する会社です。
経営者にフォーカスしています。
経営者の目標達成のための支援。
経営者の目標は多方面にあります。
売上、拡大・縮小、利益、新規事業、挑戦、採用、社員教育、ナンバーツー課題、家族、子供、相続、事業継承、MA買収譲渡、資産形成、健康、などなど
その時々で注力する課題は変わってきますが、
大方、「持続性を高める」ということだと思います。
持続性を高めるためには、
「変化」が重要です。
時代は変化しています。
直近ではコロナで大きな変化が起きました。
ロシア・ウクライナ・円安などで
また違う方面での変化も起きています。
アフター?ウィズ?コロナでもこれから変化があります。
コロナ関係なくても、平常時であろうと、変化します。
どの会社も取引先は「会社」か「人」です。
会社は潰れます、人は死にます。
だから、取引先は確実に変化していきます。
外的要因による「変化」に合わせなければなりません。
「変化」に企業や人が対応するには
「新しい何か」を取り入れることです。
それは、新しい売り先、新しい商品サービス技術、新しい売り方、です。
では、既存の事業に邁進している中で
誰が「新しい」を取り込むのに適しているか、というと、
経営者です。
経営者の役割の中にある重要な要素の一つは
新しい風を感じ、新しい情報を仕入れ、新しい人と会い
その会社に新しい何かを取り入れ、変化に対応することです。
ユニコーン、ヘクトコーンと言われる企業は
変化を起こす会社です。
変化を起こすチャレンジ、
変化を先読みしチャレンジする、
これが、持続可能な経営への大切なポイントだと思います。
経営者が「新しい何か」を取り入れるために、
いかしあい隊は事業をしています。
いかしあい隊の多くのご縁から、
新しい可能性になる出会いを見つけ提供する、
新しい可能性につながる情報を見つけ提供する、
それが私たちの活動している事業です。
いかしあい隊スタッフ一同、様々な方と会い、接点を作り、
情報収集、面白い人とのご縁を活かすための根回しに活動しています。
一つの出会いが、
大きく経営者、企業を変えることがあります。
そのきっかけをつくるには、
人間関係が重要なキーワードだと、経験上感じています。
200回のATM会では、
その人間関係が活きていることを感じることができる場でした。
引き続き、皆様と関係構築して
お互いに成長し、目標達成に近づける関係ができれば幸いです。
続く・・・
志高い経営者の学びと出会いの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
第200回ATM会を開催いたしました。
本当に多くの方にご参加いただき感謝です。
200回ということで、10年以上ぶりに参加いただいた方もいたりと
大変うれしい時間となりました。
どの商いでも続けるということは大変重要なことだと思います。
200回の会のあとに、
ATM会はこんな場になるといいのかな。。
という感想を記載したいと思います。
ビジネスでも相談事でも誰かに頼むことがあります。
経営者の仕事の一つは、仕事を振ること、頼むこと、でもあると思います。
どうせ頼むなら、任せるなら、聞くなら
やはり、知っている人にお願いする。
というのが本音のところだと思います。
なぜかと考えると
やってあげた、やってもらった
という貸し借りにおいて、
人は、貸してあげるほうが気持ちがいい。
借りるのは、気が重い。
という心理が働きます。
貸して、返ってこないのはイヤだけど、この人なら、何かあったら無理言えるし。
この人は、長い付き合いだし。
この人なら、返してくれると思うし。報告してくれる。
などを心の中で呟いていると思います。
その心のつぶやきによって
貸すなら、知っている人に、親しい人にお願いしよう、となると思います。
長い付き合いをしていると
人となりが分かり、
心の距離が近くなる。
いかしあい隊は皆さまをつなげる役割を担っています。
いかしあい隊と相性が合う方は
いかしあい隊の紹介する人との相性も、
基本的には合うと思います。
相性の合う方と、長いお付き合いができれば
気持ちいい関係もできますし
ビジネスも気持ちよくできると思います。
その積み重ねを
ATM会、徳億会、いかしあい隊は継続していき
会員様や皆様に還元できればと思っています。
何か相談するなら、「ATM会・徳億会」でお会いした人にしよう。
「いかしあい隊」に相談しよう。
となればうれしいです。
会話の中で
「出会いはATM会ですね。」
「ATM会でもあいましたね。」
「またATM会で再開しましょう。」
こんな会話が参加者から出てくると嬉しいですね。
今回は200回だから来ていただいた方もいると思います。
毎月とは言いませんが、年に数回でも参加いただけたら
将来のご縁の積み重ねができるのではないかと思っています。
ご縁の貯金にATM会。
ご縁の引き出しにATM会。
回数を重ねて、そんなことを言えるようになってきたのかな。
これからがATM会の本領発揮となれるよう
運営していきます。
ありがとうございました。
以上
志高い経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
4月26日に八芳園にて164回徳億会を開催いたしました。
講師にはオフィス家具、文房具大手のプラス淺野副社長をお迎えしています。
https://www.plus.co.jp/
プラスは1948年千代田文具店という名前で始まりました。
1959年にプラスに社名変更。
当時は業種や地名などを名前にする会社が多く、
ビジョンや理念をいち早く社名にした先代に先見の明があったとのこと。
1960年に製造部門設立、文房具の製造に入っていきます。
1993年にはみなさまご存じのアスクル事業が立ち上がります。
当時、文房具業界最大手に追いつこうと、販売店戦略で追いかけていきますが、
業界大手に追いつくことはできず、失敗したといいます。
販売の仕方、お客さまの隠れたニーズを探し出し、実践したのがアスクル事業です。
アスクル(明日届く)という事業名も、在り方、事業の手法を名前にしています。
在り方を名前にしている有名な会社は、セブンイレブン(7−11時にお店を開ける)ですね。
文房具の製造メーカーから流通のあり方を突き詰めて出来上がったのがアスクル。
アスクルはみなさまもご存じの通り、多くの企業が利用する法人向け文房具サービスです。
この事業は文房具流通のあたらしい仕組みを作り上げました。
2021年期ではアスクルの売上は約4200億で業界最大手になります。
現在プラス社は2021年1875億円の売上。
アスクルは不況だから伸びたと言います。
不況時は新しいサービスが広がりやすい環境です。
企業の切り替えニーズが出てくるのと、既存のサービスを切り替える理由が不況により出てきます。
プラス社は
アスクル 約10%株式を持ち
ぺんてる 約30%株式
セーラー万年筆 筆頭株主。
文房具業界の再編を感じさせる動きです。
海外に関しては、1985年にベトナム進出
当時ベトナム進出した企業はほとんどなかったようです。
赤信号は一人で渡るから見えるし、危機回避もできる。
みんなで赤信号を渡ると、見えなくて、危険だ。
と淺野副社長はいいます。
今ではベトナムに大きな生産拠点を構えるまでになっています。
○文房具産業は「すごい」産業
今後、着実に人口減少し、衰退していく日本。
また、人口が少なくなる以上に文房具に影響があるのが、
ペーパーレス化により、文房具を使う人は少なくなっていきます。
これは大きなインパクトが予想されますよね。
これからもプラス社は
事業転換への挑戦を続けていくことを明言しています。
オフィス家具の会社へ転換を実践し、
各地にショールームを展開。
https://creatore.jp/
プラスのジョインテックスカンパニーは流通、卸事業。
学校に物を提供する業態
介護施設に物を提供する業態
官公庁自治体へ物を提供する業態
として展開していきます。
https://www.jointex.co.jp/entrance.do
「顧客満足の追求」
はよく聞きますが、
「供給者満足も追求」
も追い求めていくことで、
商習慣の改善、社会の最適化へと繋げるとのことです。
企業再編も最適化への流れかもしれません。
アスクルも、社会の最適化へ大きな貢献をしていると思います。
コールセンターに顧客の声が集まってきます。
顧客の声を聞けるところと、経営中枢を近くすることにも意味がありました。
しかし、
これからのニーズに合わせる。
これからのニーズを見つけ出し、発見することが求められる。
必要は発明の母と言われていたのが、
発明は必要の母と逆転する。
発明することで、社会が便利さを見つけ、そちらにビジネスが流入していく。
必要としていることを見つけるのでは追いつかなくなっているようです。
最後に、
ランチェスター戦略的に中小企業が事業成長を実践している内容を聞く機会は多かったですが、
淺野副社長の話は、マーケットが縮小していく中で、メインプレーヤーとして
どう生き残っていくか、という話をいただきました。
面白かったですね~。
参加いただいた方々からも好評の内容でした!
淺野副社長ありがとうございました。
以上
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
志高い経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
2022年3月29日に徳億会を開催いたしました。
株式会社フォーカスシステムズの森社長に登壇いただきました。
https://www.focus-s.com/focus-s/
社名から分かるように、システム開発会社です。
1977年設立。
NTTデータなどと共同出資で会社を設立したり、
大手企業と金融機関や公共、官公庁システムの開発に関わってきている会社です。
1996年にはJASDAQ市場へ上場
2011年に森社長が社長に就任し経営の舵取りを始めます。
2016年には東証一部上場銘柄に指定。
2022年今に至ります。
「テクノロジーにハートを込めて」
ということで、大型案件は安定的に展開しながら
IT & 農業、産学連携、スポーツ& IT 、IOT
など、さまざまな展開の可能性に取り組んでいます。
そんな、一部上場企業の経営者の話なので、
システム的な、IT的な、話が聞けるのかな~、、
と思っていたのですが、、
森社長は冒頭から、
「私はシステムのことわからないので、システムのことは話しません」
と。。
徳億会のいいところは、登壇社に話してほしいことを指定しないところ。。。
でもあります。
が、森社長の事業に対する話も期待していた人もいたかもしれません。。
それはさておき、
「戦後70年を超えて、次の70年を考える」
と話を切り出しました。
ここからは、内容を箇条書きにしますが、
大変面白い、経営に対する考えや世界観を感じる内容のお話でした。
江戸時代鎖国による時代背景から、明治維新に入り、
日本的経営が世界と触れ合うことになります。
明治維新を起点に、経営に対する考えや、
文化が大きく変化してきたことを森社長は話をしてくれました。
まず、
○明治維新から77年周期(70年)で戦争(西欧対抗)、戦後77年(西欧従属)、
2022年これから。という区分けができる。
○日本的経営のキーワードと西欧的なキーワードの対比
家族的 利益優先
自然発生的 人為的
大儀 利益優先
仲間意識 グローバル化
経営者主体 ガバナンス・株主主義
話し合い手打ち 白黒つける(デスマッチ)
○15世紀以降の白人による支配の拡張。
15世紀以降、白人による支配の拡張が行われてきました。
そこで日本は、危険を感じ、鎖国を選ぶわけですが、
鎖国しても、日本は伸びて、江戸は100万人の都市となり
文化的にも、治安的にも、世界的に見ても素晴らしい都市だったと言われています。
僕も思うのですが、
鎖国しても、その成果がでていたことは考えた方がいいと思います。
グローバルで進んできて、世界とビジネスをしなければ
世界展開をしなければ、自国は伸びない、自分の事業は伸びない、
という考えは、正しいのか、正しくないのか、よく考えることが必要だと思います。
グローバル化が正しい企業もあると思いますし、
短絡的にグローバル化への取り組みをするのであれば、
深く考える必要があると思います。
市丸中将からルーズベルトへ送られた手紙の話で出てきたのですが、
日本人が東洋のものは東洋に帰す、という大義のなかで戦っていたことを
伝えていただきました。
○日本の精神
大義、和の団結、犠牲的精神
また、日本の素晴らしさはなかなか日本人は理解できないことも。
アーセナルの監督として有名なベンゲル監督は日本のことを以下のように話しています。
「日本ほど素晴らしい国はない」
「治安、善意や思いやりが当たり前に通じる」
「日本人は欧州を美しく誤解している」
「欧州は階級社会なので会話の通じない相手も多い」
「問題は、その素晴らしさを日本人が気づいていない」
「日本人は本気で日本がダメだと思っている。それが本気だとわかって心底驚いた」
「こんなに理想で素晴らしい国を築いたのに、誇ることすらしない」
「日本という国は奇跡だ」
上記のような評価を、フランス人の超有名なサッカー監督がしているのです。
○ 欲はぶつかる
利益中心は欲を中心と考えられるので、それは損得がぶつかります。
このぶつかりが連鎖すれば、だんだんと大きな渦になり
戦争につながる、というのは理解しやすいと思います。
○人には基本的な3つの欲がある
生存欲、(睡眠、食、性など)
家族欲、(家族のために、家族の欲を満たしたいと思う)
社会欲、(他人の欲をも満たしたいと思う、愛情)
この、「してあげたい」というところにいくと、社会がまわるのでは?
いままで記載したことをまとめてみると。。
企業の成長は、今まで利益追求(欲)できたところが多い。
この欲を、愛情のほうの欲へ進化できないか?
そうなると、日本的経営が浮かび上がってくる。
利他、三法よし、といった考えが、合致してくる。
かつての日本の方が世界を先取っていたのではないか?
今では、世界を代表するIT企業はその日本的思考や
哲学を取り入れている(自発的に進化した)ところも多いと思います。
○これから
明治維新(明治元年だとすると1868年)から約77年
近代化と西欧に対抗しようと西欧文明をとりいれ、
その流れで戦争へ(西欧対抗)
終戦(1945年)
戦後77年(西欧従属)
敗戦国として、さまざまな分野で日本は西欧に対して
従属しながら経済大国となり、
そして、
少子化、高齢化、人口減少など今後を見据える流れになる。
2022年 今
これから。。
77年周期できたと考えると、これからの77年
何かの変化が起きると考えることもできるかも知れないですね。
コロナがあり、ロシアのウクライナ侵攻があり。
まだ2022年は4月ですので、これから大きなインパクトもあるかもしれません。
今後の77年を日本はどのように歩むのか。
私たち経営者はどのように考え、動いていくのか。
経営に哲学が必要だと感じているのですが、
歴史、哲学、などを取り入れて、
経営に活かしていくことの必要性を感じる時間でした。
日本人の昔からある感覚をまた復活させて
強い経営を進めていけることを願っています。
森社長ありがとうございました。
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
お電話でのご相談・お問い合わせ、
大歓迎です。