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20220829 第168回徳億会 講師 ニュートン・サンザグループ荻野社長

こんにちは。
いかしあい隊 白根です。

2022年8月29日、

徳億会にてニュートン・サンザグループ(パセラ)の荻野社長に登壇いただきました。
https://www.pasela.co.jp/
https://www.mom-garden.jp/
https://www.legian.jp/wedding/
https://www.welovedogs.jp/hotel/
https://www.anshin-oyado.jp/
(まだまだ様々なサービスを持っているので一部のURLだけ抜粋してます。)

講演を伺って、感じたことを先に記載します。

荻野社長の経験と感性を反映した経営が今の株式会社ニュートンの経営なのだと感じました。

コロナ禍で箱物ビジネス(店舗系)は逆風です。
ニュートン・サンザグループはカラオケ、ホテルも経営していますので、
逆風を真正面から受ける業態ですよね。
荻野社長が空間(不動産)を活用したサービス提供に事業領域を持っているのは、
不動産と、お客さまが喜んでくれるサービス提供が、荻野社長自身好きだからとのことです。

好きだから、アイデアが出て、対策ができて、お客さまが喜んでくれるサービスが
構築できるのだと、話の中から感じ取ることができました。

そして、好きだからなのだと思いますが、
逆風の中でも事業継続できていて、
新たな業態や新たな出店も実現しています。

また、取り組んでいる事業は「問題解決型」だといいます。

ただ単にホテルをやるのではなく、
見える課題、見えざる課題に対して解決できるか。
困ってる人のために、困るであろう人のために、
サービスを作り出した結果の一つが
「産後ケアホテル 葉山のマームガーデン」です。
https://www.mom-garden.jp/

○産後ケアホテルについて
=======
助産師が24時間対応できる、国内最大級の産後ケアホテル。
出産直後の体力的に厳しい時期は、新生児の対応で、
ママの体調が戻りにくい状態が多く見られます。
少しでも早くママの体調回復と新生児の安定した成長に向けて、
産後の初期段階を手厚くサポートすることでホテルから出た後は、
体力万全の状態で育児に向かえるようにできるホテル。
産後間もない時期に多い不慮の事故を防ぎ、
産後初期のノイローゼも防ぐための対応が万全。
2022年8月末段階だと3ヶ月先までは結構埋まっているということ。
社会のニーズを顕在化させた、ニュートン・サンザグループの取り組みです。

====
高齢者施設は国から補助金がでますが、0歳児のホテルは補助金が出ない状況です。
子供は国にとっても未来でもありますので、0歳児ホテルに補助が出るべきだと感じますね。
他の企業でも産後ケアホテルを運営し始めたところがあるようですが、
経営的にかなり難しいようです。コスト面や人材面で高いハードルがありそうですよね。
それは、HPでサービスの充実内容をみると、その充実ぶりにすごいな~。。
と思うのと共に、24時間助産師の対応ということは管理費人件費がかかるな~。と思います。
会社としてのコンセプトや、顧客目線、顧客との関係を、
未来につなげることのできる企業でないと、続かないと思います。

====
顧客目線を重んじる荻野社長はスキー用品やゴルフグッズ販売で有名な
Victoriaを1000億企業までに育て上げた方です。
創業後、次々に押し寄せる苦難に翻弄されながらも継続を最優先に掲げ、
更に30年ほど前に第二の創業で株式会社ニュートンを設立。
創業直後の苦しい経験から、企業が永続する為に必要な会社の「憲法」を作ったとのことです。
そのうちのいくつかをこちらに共有させていただきます。

○継続を成長よりも重んじる
そもそも成長のためには継続してないと。

○原因自分説
原因自分説を徹底すると、コロナや地震などの予測不能な天災などに対しても、
考えられる限り手を打てるようになりそうです。

○箱物ビジネスだが、賃借はしない。
倒産の可能性を少なくするために、賃借よりも所有で店舗など展開。

○正しい意見が権限をもつ
社長に人事権はない

○中途半端はゼロ以下
中途半端な知識で投資すると火傷する。

○尖ったことをやる
 

カラオケ、ホテルの業界は閉店や倒産の危機、という話をいたる所で聞きます。
しかし、荻野社長のお話を聞きますと、ニュートン・サンザグループが
このパンデミックを乗り越えられる状態であることが理解できました。。

■2011年の東日本大震災危機の時に、ニュートン・サンザグループは
(業績は順調でしたが)ピンチだったと言います。
ニュートン・サンザグループだけではなく、東京で不動産所有をしている
優良企業の大半がピンチだったとのこと。。
それは、震災による原発の事故が原因。
最悪の場合、東京の不動産価値がゼロ評価になったかもしれません。。
実は日本は、紙一重で持ちこたえましたが、原発が爆発でもしていたら東京は1000年間アウト。
当時のドル円は1ドル75円。
当時から円安の危機を荻野社長は言っていました。
円高は限りがあるが、円安は青天井。
リスクヘッジ(保険)の意味でドルでの資産保有を当時から奨めていました。

今2022年は、日本は円安、燃料高により、さまざまな影響が出てきています。
社員の生活を守る経営をする上で、ドルでの資産を持つことは、大変重要なことがわかります。
主に日本でビジネスを展開している荻野社長ですが、多くの経験から、
世界を俯瞰して考え行動しています。

 

■お金の使い方
池上彰氏とビルゲイツ氏が出ていたテレビを見た話がでました。
ビルゲイツ氏はご存知、大富豪です。
死ぬまでに、そのお金をどのように使うのか気になる人も多いと思います。
ビルゲイツ氏は、「お金の大半を子供の福祉に使いたい」と。。
荻野社長も同じ考えとのことで、以前から、シングルマザーの子供の問題など訴えていました。
子供の健康は、社会が守らないと。
大人はある程度自己責任かもしれませんが、子供は何の罪もない。

荻野社長は以前から、雑司ヶ谷にて一棟ビルを子供のために無料解放しています。
https://www.kodomomura.com/

子供の貧困、いじめ、経済格差、DV などに真正面から向かって取り組んでいます。
子供食堂、コミュニティ活用、放課後活動などさまざまなことを
パセラのスタッフなどが取り組んでいるとのことです。

荻野社長の話には、子供への思いは毎回でてきます。
このことは、毎回考えさせられます。

 

■健康について
荻野社長からこの話が一番経済的メリットを提供できるかもしれない。と、
共有いただいたのが健康の話です。
失ってからありがたみを感じるのが、
親と健康、そして、お金。健康についていくつか箇条書きにさせていただきます。
○サラダオイルは危険。

○がんに負けないために「筋トレ」

○口の中を気をつけよう
歯周病は治そう。
朝は必ずうがいから。水を先に飲んではいけない。
(盲点でした。。朝イチで水飲んでました。。うがいが先ですよ。。)

以上
荻野社長の講演でした。

荻野社長の経験からの話ですので、多くの方に伝わった内容だと思います。
今後のニュートン・サンザグループに注目です。
https://www.pasela.co.jp/
https://www.mom-garden.jp/
https://www.legian.jp/wedding/
https://www.welovedogs.jp/hotel/
https://www.anshin-oyado.jp/

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