こんにちは。
いかしあい隊白根です。
6月27日に第166回徳億会を開催いたしました。
講師には楽天証券の楠社長をお迎えしてお話いただきました。
https://www.rakuten-sec.co.jp/
楠社長は、楽天証券株式会社の代表取締役社長と
楽天グループ株式会社の常務執行役員も務められています。
https://corp.rakuten.co.jp/
楽天グループは、楽天エコシステムという概念を軸に、
お客さまが楽天のプラットフォームを通して様々なサービスを受けられるように展開しています。
その中でも重要な位置にあると言われているのが、
楽天カード、楽天銀行、楽天証券などの金融部門と言われています。
特に注目されたのは、日本の社会課題となっている、「2000万円問題」です。
ご存知の通り、
「年金だけに頼ると、老後2000万円ほどが足りなくなりますよ。自助努力で資産形成していってね」
と金融庁がレポートを公開し、国民に問題提起をしたことがありました。
これを受け取ったメディアが煽った形になったのか、国民からは、
「マジか~、やべー、今から間に合うの!?」
という不安が広がり、様々な物議を呼んだレポートだったと思います。
金融庁の老後2000万円の問題提起の狙いは、
「お金の勉強をして、資産形成を今から行なっていきましょう」
という提案だと思います。
資産形成は様々な方法がありますが、その中でも株式投資はポピュラーです。
日本の東証上場株式で約720兆円の時価総額です。
日本の国民の持つ金融資産が2000兆円と先日発表がありましたので
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB155Z20V10C22A3000000/
上記記事では預金は1000兆円を超えているとのこと。
同じく記事によると株式保有は212兆円とのことです。
日本の東証上場株式で約720兆円の時価総額ですので、その差は外資や日銀ということでしょうか?
統計の取り方ですかね。
ここを突き詰めるのは他の方に任せましょう。。
国民が212兆円の株式保有ということは、その金額の多くは証券会社を通して株式を保有していると思われます。
それだけの金融マーケットが証券会社にあるということです。
楽天グループの中で、それだけのマーケットで貢献することを目的に
楽天証券が作られたのだと思います。
楠社長からは
1)楽天グループの業容
2)楽天証券の成り立ち
3)今までの証券会社とネット証券の違い
4)IFAと楽天証券の関係
とお話しいただきました。
1)楽天グループの業容
さて、皆様が普段から触れている楽天のサービス、、もう、ここに記載するのが疲れそうなぐらいにあります。
なので、抜粋します。
楽天グループの顧客のID数は1億!!!
ほぼ、国民網羅してますね。。
海外のサービス利用者は16億人。
累計の発行ポイント数 2.5兆ポイント
売上1.7兆円。
楽天カード2600万枚。
証券口座は800万口座。
という事です。
それぞれの数がすごいというのはあるのですが、
それぞれのお客さまが環流して相互関係をもっていることがすごい。
楠社長も話をされてましたが、
「楽天エコシステム」
お客さまがこのエコシステムに乗る事でメリットを最大限に享受できるというシステムだと思います。
本当に多くの人がこのエコシステムに乗っかっていますね。
楽天グループが今の規模になるための姿勢を話していただきました。
便利なものに先んじてリスクを取って投資する。
そうやってマーケットを抑える。
未来を見る力と、素早く決断し実行する行動力、あとはリスクを取る勇気
が今の楽天グループの源泉なのだと感じました。。
2)楽天証券の成り立ち
楽天はさまざまなサービスを展開していますが
創業当初はECプラットフォームでありました。
圧倒的な顧客数を持つことから、顧客ニーズに合う他のサービスを追加してきたと認識しています。
楽天証券は元々、住友グループとアメリカのオンライン証券のDLJディレクトが出資してできた
DLJディレクトSFG証券を譲受して楽天グループの証券会社になったとのことです。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/company/newsrelease/fy1999.html
楠社長は当時、DLJディレクトSFG証券にいたとのこと。
今では楽天証券は900億円の売上、160億円の利益を叩き出しています。(2021年1-12月期)
3)今までの証券会社とネット証券の違い
大手証券会社で対面営業を軸にしている会社の口座数は概ね横ばいのようですが、
楽天証券を代表とするネット証券会社は口座数を伸ばしています。
若い世代がネットで口座開設するのは自然な流れで、この潮流をいち早く予測し行動した会社が今、
口座数を伸ばしているものと思います。
しかも、対面証券のカウントされている口座数には、
開設したはいいけどもほとんど稼働していない口座も含まれるとのこと。
アクティブな口座数が多いのもネット証券の特性のようです。
積立NISAにおいて、少額の積み立ては継続して将来に渡って口座維持が見込めるので、
若年層を取り込んでいるネット証券は将来も楽しみです。
4)IFAと楽天証券の関係
まず、IFAとは、、というところからですが、
インディペンデントファイナンシャルアドバイザー。。。。
独立系ファイナンシャルアドバイザーです。
証券会社社員の営業員ですと、証券会社が推奨する商品や証券会社が利益のとれる商品に気持ちが揺れてしまいます。
しかし、独立系のアドバイザーですと、お客さま本意の商品の選択がしやすくなります。
そういう構造的なお客さまへの不利益を無くそうということで、IFAという仕組みが発生してきたのだと思います。
アメリカなど海外では昔から独立系アドバイザーがたくさんいて、
長期にわたりお客さまの資産形成に関わっているとのことです。
今では日本でもIFAの会社が増えてきていますし、大手証券会社に入った方が、
IFAに転職するケースも増えているようです。
もちろん、IFAは金融商品を紹介するので誰でもできるというわけではなく、
金融商品仲介業者としての認可、証券外務員としての資格も必要です。
今までの記事ではネット証券の良いところ、強いところを記載してきました。
例えば若年層や気軽に口座開設したい人にはネット証券が伸ばしてきています。
しかし一方で、富裕層へのアプローチは対面営業のほうが顧客獲得や顧客満足が得やすいことがわかっています。
楽天証券では、IFAとの連携を構築することで富裕層の口座開設・資産形成に繋げているとのことです。
実は、今回の徳億会での講演に楽天証券楠社長が登壇していただいたのも、
ファイナンシャルスタンダード株式会社の福田社長からのご紹介があったからです。
https://fstandard.co.jp/
福田社長と弊社は担当の五味を通じて7、8年ほどのお付き合いになりますが、
ちょうどその出会いをきっかけにIFAを知りました。
弊社も積立投資などでアドバイスをいただいており、資産形成を行う際のポイントを共有してもらっています。
ファイナンシャルスタンダード社は1社で預かり資産930億円を超え、
口座数も5,000口座を楽天証券で開設されています。
楠社長の登壇の後に福田社長にも登壇いただきましたが
福田社長によると、投資については、投資の神様と言われるウォーレンバフェットの例を出されていました。
バフェットの資産について言及されていましたが、
今の資産の99.5%が50歳以降に、増加したものということです。
この意味するところは、50歳以前に投資した株式の価値が、長い年月をかけて資産価値を増大させてきたということです。
ファイナンシャルスタンダードの福田社長も、長期的に社会的に求められる企業やマーケット、
今後も安定すると見られる国の企業などを選択して、積立投資を長い年月行っていくことが、
資産形成のポイントだと言っています。
どの株式を選択するかは、詳しい人や好きな人はご自身でもいいかもしれませんが、
(相当詳しい人、勉強している人じゃないと、、おすすめしませんが。。)
信頼できるプロのアドバイザーにお願いして一任してしまうのがいいように思います。
もちろん、その株式を選択する意味を投資する本人が理解することは重要ですので、
そういう意味でアドバイザーに任せながらも、投資先の確認をするということで、
お互いに安心して、関係を作っていくのがいいと思います。
長期的に積み立てている事を忘れるくらいに投資して知らないうちに含み益が増してる!
というのが理想ですし、多くの場合が時間と企業やマーケットの成長を活かしてリターンを増大させている、
ということです。
重要なのは「時間」ですかね。。
ネット証券でリーチしにくい富裕層マーケットにはIFA(ファイナンシャルスタンダード社)が
フォローし信頼関係を作り、資産の管理口座は楽天証券で安心して管理してもらう。
お互いに強みを活かしたコンビが、ネット証券の楽天証券とファイナンシャルスタンダードなのだと感じた時間でした。
以前の徳億会にてフィナテキスト(東証グロース4419)の林社長に登壇いただいておりますが、
https://finatext.com/
林社長もファイナンシャルスタンダードの福田社長のご紹介でした。
林社長の言葉で覚えているのは、
日本の経済が「失われた30年」と言われる原因の一部は金融機関にある!
という言葉です。
金融機関が原因という理由は
○昔は証券会社の手数料が莫大だったからかもしれません。
○金融機関のシステム自体がガラパゴスだからかもしれません。
○金融機関の図体が大きすぎてお金が再分配されていなかったからかもしれません。
この旧態依然の課題を解決する糸口が
もしかしたら、ネット証券やIFAにあるかもしれません。
是非、
今後の楽天証券、ファイナンシャルスタンダードの活動に注目です!
円安、燃料高、気候異常、課題はいろいろとありますが、
金融の分野で日本が自ら改善していくヒントがあったように思います。
楽天証券 楠社長 ありがとうございました!
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
こんにちは。
志高い経営者の学びと出会いの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
6月9日に京都徳億会を開催いたしました。
暑くなり始めた京都。
京料理の鶴清をお借りして開催いたしました。
http://www.tsuruse.co.jp/
鶴清の鴨川の「床」を楽しむ方々もいて風流でした。
さて、講師には、元レアル・マドリードの酒井浩之氏に登壇いただきました。
https://managementiva.com/
酒井氏がレアル・マドリードで働くまでの不運と幸運。
レアルで縁を得た世界的に名前を轟かせている人々との出会い。
そして起業。
日本国内では、得れない繋がりを、自ら行動し獲得しに動いた
チャレンジ精神を垣間見ることができました。
○レアル・マドリードMBA
このMBAに受かるには、受験が必要で、
それをクリアするためのタイムマネジメントに工夫。
当時、電通に勤めながらでしたので、
当然朝から夜まで仕事、
そして夜はお付き合いの嵐。
移動時間、お付き合いの時間も有効に活用するため
食事の場所を英会話のできる場所や外国人の集う場所にするなどした。
見えるところにレアルのエンブレムをあらゆるところに掲示。
レアルMBAには世界各国から、それぞれの国で一名とのこと。
多様性があって、各国の窓口になる繋がりができそうですね。
アルムナイは強いつながりで結ばれそう。。
酒井氏がレアルMBAで勉強していた当時、
2016年にレアルがチャンピオンズリーグ優勝という幸運が。。
チャンピオンズリーグで優勝すると、
東京にレアル・マドリードが来ることになります。
(南米優勝チームとの試合のため・昔はトヨタカップといいましたね。)
これがチャンスでした。
当時レアルには日本人スタッフがいなかったので、
首脳陣にレアル・マドリードが日本で売上構築するプランを
英語とスペイン語で冊子にして配った。
それを読んだ当時のペレス会長から
レアルで社員として働くように言われるという
チャレンジストーリーです。
アジアに向けたデジタルマーケティングを
担当していたとのことですが、レアルのSNS担当は300人。。
世界中にファンがいるチームは当然情報発信は多言語で18言語。
タイムリーにSNSを更新。
そのワンクリックで1億人が見るということになります。
1億人が閲覧する投稿のワンクリックは緊張ですよね。。
そんな経験を酒井氏はしたとのこと。
デジタルマーケの大切さを、
世界レベルで感じた経験を日本でのビジネスに活かしたら面白そうですね。
レアルのSNS担当が300人に対して、
日本サッカー協会は数名の担当ということで、ここでも差があります。
デジタルマーケとスポーツの相性の良さも感じました。
東京でのレアル・マドリードの仕掛けや、各選手のフォローアップなども対応し、
信用積み重ねてきたようです。
銀河系軍団との写真は、サッカー好きな僕としてはテンションが上がりました。
○起業へ
世界一の代理人と名高い、ジョルジュメンデスとのミーティング。
https://web.ultra-soccer.jp/index/index/c/Transfer/id/page_7_1
(クリスティアーノ・ロナウドの代理人で有名です)
レアルを退職し、ジョルジュのスタッフに名乗り出ましたが断られたそうです。
そこで言われたのは、
「日本からいい情報を持ってこい、そしたらビジネスパートナーだ」
と上下関係ではなく、ビジネスパートナーとして話をされたとのこと。
(世界一の代理人にパートナー、、と言われたらテンション上がりますよね。)
そこで、日本にて会社設立。
スポーツマネージメント事業を立ち上げ
代理人業、スポーツマネージメント事業をスタート。
サッカー、バスケ、テニス
それぞれが世界トップクラスのスペインとのネットワークの
窓口が酒井氏です。
スペインのニーズ、日本のニーズ、考えていくと
ビジネスになりそうな気がします。。
○世界のスポーツビジネス市場
衝撃なのは
日本のプロ野球の年棒が
1975年から2015年の40年で7・8倍に対し、アメリカは100倍。
MLB平均年棒4億円。
日本とアメリカやスペインの違いは何か。
外(海外)から資本を持ってきているか、ということが大きいようです。
海外との関係を作り、海外にマーケットを広げ、海外の成長も取り込む。
そうすれば自ずと売上、市場価値は上がっていきますが、
日本はそれが閉鎖的なようです。
エミレーツ航空は年間91億
アディダスは年間136億をレアルにスポンサーしているとのことです。
こんな金額、どうやって元取るの?
と思いますが、
アディダスは当然ユニフォームからグッズの世界販売で収益をあげます。
(ユニフォームがレアルの場合、年間300万枚が売れるようです。。
1枚15,000円くらいのようなので、なんとなく数字がでてきますね)
クリスティアーノ・ロナウドのユニフォームは年間130万枚売れるようです。。
それはロナウドの年棒が半端ない数字になるのも納得。。
売れる仕掛けをSNS、デジタルマーケ、
レアル全体で行うことで莫大な広告費を獲得できるとのことです。
日本のスポーツチームも活発に動いているところもあるようですが
まだまだこれからですね。
○放映権料の世界
Jリーグの放映権をDAZNが年間210億くらいで買ったのは有名ですが、
世界では放映権はもっと高いようです。
各国のリーグの収入内訳比率でいうと、どの国も放映権で40%−50%
Jリーグのは放映権の収入比率は10%くらいとのこと。
放映権を提供することについての効果を理解した上で、しっかり交渉すれば、
3倍くらいでの金額で放映権が売れる想定もあるようです。
○スポーツビジネスと歴史
世界を見て、ビジネスをすると
言葉、歴史がどうしても大きく関わってきます。
過去に植民地だった国はイギリスやスペイン、フランスなどの影響を受けています。
言語も影響を受け、今もその名残は濃く残っています。
アジアは英語圏が多く
アメリカ、南米はスペイン語圏。
デジタルマーケティングを考えると
この歴史観や言語地域の把握は必須ですね。
○経営者や企業がスポーツチームをどう使うか考える
スポーツチームにお金を投資する場合は、
「スポーツチームに考えさせる」
のではなく、
「お金を出す企業側がビジネスとして考える」
ことが必要とのことです。
今までは広告代理店がスポンサーを探してきていたので
単純広告の時代が長く続いてきました。
企業側が考え、スポーツチームに提案し、利用する。
スポーツの魅力は十分感じていますが、
どうやってビジネスに活かすのか、、
それは高いハードルに思っていました。
しかし、
酒井氏の講演で、ビジネスにも活かせそうという考えに変わりました。
皆様のビジネスも、スポーツを掛け合わせて
より成果を出すことができるかもしれません。
酒井さんありがとうございました!
志高い経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
4月26日に八芳園にて164回徳億会を開催いたしました。
講師にはオフィス家具、文房具大手のプラス淺野副社長をお迎えしています。
https://www.plus.co.jp/
プラスは1948年千代田文具店という名前で始まりました。
1959年にプラスに社名変更。
当時は業種や地名などを名前にする会社が多く、
ビジョンや理念をいち早く社名にした先代に先見の明があったとのこと。
1960年に製造部門設立、文房具の製造に入っていきます。
1993年にはみなさまご存じのアスクル事業が立ち上がります。
当時、文房具業界最大手に追いつこうと、販売店戦略で追いかけていきますが、
業界大手に追いつくことはできず、失敗したといいます。
販売の仕方、お客さまの隠れたニーズを探し出し、実践したのがアスクル事業です。
アスクル(明日届く)という事業名も、在り方、事業の手法を名前にしています。
在り方を名前にしている有名な会社は、セブンイレブン(7−11時にお店を開ける)ですね。
文房具の製造メーカーから流通のあり方を突き詰めて出来上がったのがアスクル。
アスクルはみなさまもご存じの通り、多くの企業が利用する法人向け文房具サービスです。
この事業は文房具流通のあたらしい仕組みを作り上げました。
2021年期ではアスクルの売上は約4200億で業界最大手になります。
現在プラス社は2021年1875億円の売上。
アスクルは不況だから伸びたと言います。
不況時は新しいサービスが広がりやすい環境です。
企業の切り替えニーズが出てくるのと、既存のサービスを切り替える理由が不況により出てきます。
プラス社は
アスクル 約10%株式を持ち
ぺんてる 約30%株式
セーラー万年筆 筆頭株主。
文房具業界の再編を感じさせる動きです。
海外に関しては、1985年にベトナム進出
当時ベトナム進出した企業はほとんどなかったようです。
赤信号は一人で渡るから見えるし、危機回避もできる。
みんなで赤信号を渡ると、見えなくて、危険だ。
と淺野副社長はいいます。
今ではベトナムに大きな生産拠点を構えるまでになっています。
○文房具産業は「すごい」産業
今後、着実に人口減少し、衰退していく日本。
また、人口が少なくなる以上に文房具に影響があるのが、
ペーパーレス化により、文房具を使う人は少なくなっていきます。
これは大きなインパクトが予想されますよね。
これからもプラス社は
事業転換への挑戦を続けていくことを明言しています。
オフィス家具の会社へ転換を実践し、
各地にショールームを展開。
https://creatore.jp/
プラスのジョインテックスカンパニーは流通、卸事業。
学校に物を提供する業態
介護施設に物を提供する業態
官公庁自治体へ物を提供する業態
として展開していきます。
https://www.jointex.co.jp/entrance.do
「顧客満足の追求」
はよく聞きますが、
「供給者満足も追求」
も追い求めていくことで、
商習慣の改善、社会の最適化へと繋げるとのことです。
企業再編も最適化への流れかもしれません。
アスクルも、社会の最適化へ大きな貢献をしていると思います。
コールセンターに顧客の声が集まってきます。
顧客の声を聞けるところと、経営中枢を近くすることにも意味がありました。
しかし、
これからのニーズに合わせる。
これからのニーズを見つけ出し、発見することが求められる。
必要は発明の母と言われていたのが、
発明は必要の母と逆転する。
発明することで、社会が便利さを見つけ、そちらにビジネスが流入していく。
必要としていることを見つけるのでは追いつかなくなっているようです。
最後に、
ランチェスター戦略的に中小企業が事業成長を実践している内容を聞く機会は多かったですが、
淺野副社長の話は、マーケットが縮小していく中で、メインプレーヤーとして
どう生き残っていくか、という話をいただきました。
面白かったですね~。
参加いただいた方々からも好評の内容でした!
淺野副社長ありがとうございました。
以上
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
こんにちは。
志高い経営者の学びと出会いの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
199回ATM会を4月15日(金)に開催いたしました。
講師には、オーディオブックで有名なオトバンクの上田会長をお迎えしました。
https://audiobook.jp/
早速僕も「読み放題プラン」登録して
活用し始めました。。
移動時間の質が上がりましたし、
家では子供も喜んで、しかも、多分、教育にもいい。。
と感じています。
さて、
オーディオブックプラットフォームとして200万人以上の会員。
3万タイトル以上を保有という点もすごい会社です。
現在200万人の会員数ですが、本を聞くという文化が定着すれば
日本国内で6000万人という数字を見据えていると話をもらいました。
上田会長は東京大学在学中に創業。
読書好きな祖父の目が不自由になり、本を読むことが困難になったことをきっかけに
目の見えない人に本を読み聞かせるという、NPO的な活動からスタートしたとのことです。
調べてみると、図書館など自治体でも目が見えない人のためのサービスがあったようですが、
健常者でさえ、その情報を得られていないことから、目の見えない人にその情報が届いていない、
と考え至ります。
まずは、
本は聞くことができる、ということを健常者が誰でも知るようにすること(文化にする)が
目標となったとのことです。
オーディオブックの歴史は1970年代からアメリカで始まり、車社会でもあることから普及していったようです。
日本でも1980年代に始まってはいるものの、広まらず、オーディオブック事業は難しいと言われてきました。
1冊 3000円以上の金額がして、タイトル数も少なく、古典的なものだけ。
みなさまも、落語や民話などはテープであるのを見たことがあると思います。
著作権の問題など、多くの利権者が絡んでいることなど、過去の音源は使えなく、
オトバンクの事業も暗中模索の時期が続きます。
2005年JALとの提携。
飛行機内でオーディオブックを聞くということはニーズがあるようです。
通常の本だと酔ってしまう、暗いなどが問題としてあり、
本を音声化して耳で読むオーディオブックのコンテンツを作り始めています。
2007年 Febeというサイトが立ち上がります。
当時は1000タイトル。
https://audiobook.jp/
の前身となるサイトです。
〇読むのと聴くことの違い
・目で本を読むと、
文字を見る→頭の中で音声化する→理解する、
という理解までのプロセスになります。
・耳で本を読むと、
音声を聞く→理解する、
となります。
わかると思いますが、頭で理解するためのプロセスが短縮されます。
読む場合は、本を開いたり、手で持ったり、ページめくったり、意外に人間のメモリーを活用してるんですよね。
聞くことは、人間のメモリー負荷が少なくて済むということです。
教育の意味でも、
オーディオブックはかなりの可能性を持ったものです。
理解力がつき、必要な情報を頭で仕分けることができる、
イメージを記憶する力、聴く力、が養われると言います。
もちろん、本を読むことで鍛えられることもありますので
音声と読書とを両方対応することで、より理解度が高まる効果が見込めるようです。
国語力が上がり、思考力向上にも良い効果があるとのこと。
研究論文でもあるようですが、高齢者においては、ボケ防止にも聴くようです。
〇マーケットについて
アメリカは3000億円市場
中国ではヒマラヤというオーディオブックプラットフォームが6億人登録。
2024年で260億円市場と言われている日本のオーディオブックマーケットは
これから伸びるのは間違いないでしょう。
冒頭でも記載しましたが、
早速、私もオーディオブックに登録して、聴き放題を試してますが
「夢を叶えるゾウ」なんかは、主人公の若手社会人とガネーシャという関西弁の
神様の掛け合いでエンターテイメント性のある話が展開されます。
我が家の小三、小一の子供も楽しめています。
ビジネスにおいては、
研修、理念浸透などで音声学習が役に立つとのことです。
何事も一朝一夕ではなりません。
継続しなければ身につかない。
その点で言うと、オーディオブックは、本を読むよりも面倒ではなく、
食事しながら、お風呂に入りながら、料理しながら、車の中で、など「ながら学習」が
できると言うことが大きな利点です。
社員に指定図書などを出した場合
悲しいかな、、ほとんど読まれないと言います。
オーディオブックにすると隙間時間を利用して、理解してくる人が増えたと言います。
〇最後に
仕事も今の時代、
本業を持ちながら、副業もする時代になりました。
耳のスキマを有効に使うことで
「〇〇しながら」
自分の可能性を広げることができる。
さまざまな研究も進み、
効率的に自分の能力や組織の能力を上げることのできるツールが
オーディオブックです。
より一層時間が大切な時代。
うまく活用したいと思いました。
以上
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
志高い経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
2022年3月29日に徳億会を開催いたしました。
株式会社フォーカスシステムズの森社長に登壇いただきました。
https://www.focus-s.com/focus-s/
社名から分かるように、システム開発会社です。
1977年設立。
NTTデータなどと共同出資で会社を設立したり、
大手企業と金融機関や公共、官公庁システムの開発に関わってきている会社です。
1996年にはJASDAQ市場へ上場
2011年に森社長が社長に就任し経営の舵取りを始めます。
2016年には東証一部上場銘柄に指定。
2022年今に至ります。
「テクノロジーにハートを込めて」
ということで、大型案件は安定的に展開しながら
IT & 農業、産学連携、スポーツ& IT 、IOT
など、さまざまな展開の可能性に取り組んでいます。
そんな、一部上場企業の経営者の話なので、
システム的な、IT的な、話が聞けるのかな~、、
と思っていたのですが、、
森社長は冒頭から、
「私はシステムのことわからないので、システムのことは話しません」
と。。
徳億会のいいところは、登壇社に話してほしいことを指定しないところ。。。
でもあります。
が、森社長の事業に対する話も期待していた人もいたかもしれません。。
それはさておき、
「戦後70年を超えて、次の70年を考える」
と話を切り出しました。
ここからは、内容を箇条書きにしますが、
大変面白い、経営に対する考えや世界観を感じる内容のお話でした。
江戸時代鎖国による時代背景から、明治維新に入り、
日本的経営が世界と触れ合うことになります。
明治維新を起点に、経営に対する考えや、
文化が大きく変化してきたことを森社長は話をしてくれました。
まず、
○明治維新から77年周期(70年)で戦争(西欧対抗)、戦後77年(西欧従属)、
2022年これから。という区分けができる。
○日本的経営のキーワードと西欧的なキーワードの対比
家族的 利益優先
自然発生的 人為的
大儀 利益優先
仲間意識 グローバル化
経営者主体 ガバナンス・株主主義
話し合い手打ち 白黒つける(デスマッチ)
○15世紀以降の白人による支配の拡張。
15世紀以降、白人による支配の拡張が行われてきました。
そこで日本は、危険を感じ、鎖国を選ぶわけですが、
鎖国しても、日本は伸びて、江戸は100万人の都市となり
文化的にも、治安的にも、世界的に見ても素晴らしい都市だったと言われています。
僕も思うのですが、
鎖国しても、その成果がでていたことは考えた方がいいと思います。
グローバルで進んできて、世界とビジネスをしなければ
世界展開をしなければ、自国は伸びない、自分の事業は伸びない、
という考えは、正しいのか、正しくないのか、よく考えることが必要だと思います。
グローバル化が正しい企業もあると思いますし、
短絡的にグローバル化への取り組みをするのであれば、
深く考える必要があると思います。
市丸中将からルーズベルトへ送られた手紙の話で出てきたのですが、
日本人が東洋のものは東洋に帰す、という大義のなかで戦っていたことを
伝えていただきました。
○日本の精神
大義、和の団結、犠牲的精神
また、日本の素晴らしさはなかなか日本人は理解できないことも。
アーセナルの監督として有名なベンゲル監督は日本のことを以下のように話しています。
「日本ほど素晴らしい国はない」
「治安、善意や思いやりが当たり前に通じる」
「日本人は欧州を美しく誤解している」
「欧州は階級社会なので会話の通じない相手も多い」
「問題は、その素晴らしさを日本人が気づいていない」
「日本人は本気で日本がダメだと思っている。それが本気だとわかって心底驚いた」
「こんなに理想で素晴らしい国を築いたのに、誇ることすらしない」
「日本という国は奇跡だ」
上記のような評価を、フランス人の超有名なサッカー監督がしているのです。
○ 欲はぶつかる
利益中心は欲を中心と考えられるので、それは損得がぶつかります。
このぶつかりが連鎖すれば、だんだんと大きな渦になり
戦争につながる、というのは理解しやすいと思います。
○人には基本的な3つの欲がある
生存欲、(睡眠、食、性など)
家族欲、(家族のために、家族の欲を満たしたいと思う)
社会欲、(他人の欲をも満たしたいと思う、愛情)
この、「してあげたい」というところにいくと、社会がまわるのでは?
いままで記載したことをまとめてみると。。
企業の成長は、今まで利益追求(欲)できたところが多い。
この欲を、愛情のほうの欲へ進化できないか?
そうなると、日本的経営が浮かび上がってくる。
利他、三法よし、といった考えが、合致してくる。
かつての日本の方が世界を先取っていたのではないか?
今では、世界を代表するIT企業はその日本的思考や
哲学を取り入れている(自発的に進化した)ところも多いと思います。
○これから
明治維新(明治元年だとすると1868年)から約77年
近代化と西欧に対抗しようと西欧文明をとりいれ、
その流れで戦争へ(西欧対抗)
終戦(1945年)
戦後77年(西欧従属)
敗戦国として、さまざまな分野で日本は西欧に対して
従属しながら経済大国となり、
そして、
少子化、高齢化、人口減少など今後を見据える流れになる。
2022年 今
これから。。
77年周期できたと考えると、これからの77年
何かの変化が起きると考えることもできるかも知れないですね。
コロナがあり、ロシアのウクライナ侵攻があり。
まだ2022年は4月ですので、これから大きなインパクトもあるかもしれません。
今後の77年を日本はどのように歩むのか。
私たち経営者はどのように考え、動いていくのか。
経営に哲学が必要だと感じているのですが、
歴史、哲学、などを取り入れて、
経営に活かしていくことの必要性を感じる時間でした。
日本人の昔からある感覚をまた復活させて
強い経営を進めていけることを願っています。
森社長ありがとうございました。
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
志高い経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
3月23日に開催した名古屋徳億会にてご講演いただきました、
IBJ石坂社長の講演内容について書きたいと思います。
IBJ社は2006年設立
IT Bridal network of Japan → IBJ です。
弊社いかしあい隊は2006年創業ですので同じ時代を歩んできてますね。
当時は、
婚活パーティ、結婚相談、という分野はまだマーケットとしては小さかったと思います。
今ほどは大規模にやっているところは無かったのではないでしょうか。
当然その頃は上場企業もなく、お見合い、男女マッチングなどは
上場基準を満たさないという評価だったかもしれません。
石坂社長の話でも、上場に向けた取り組みで、
婚活パーティでのトラブルについての監査法人から言及があったようです。
前例のない業種の上場を実現し、今となっては、社会課題をダイレクトに解決する重要な企業です。
さて、
婚活周辺環境についてお伝えしたいと思います。
未婚者の7割が結婚したいと思っている様です。
最盛期は出生約267万人、
1972年には婚姻数約109万件ほど。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/13/dl/1-02-2.pdf
近年2020年のデータでは出生数約80万人、結婚数約50万件
ご存じの通り下降トレンドです。
この周辺環境からIBJ社がどのような考えを持っているか記載していきます。
石坂社長の言葉をピックアップすると。
〇政府は少子化対策というより、子育て対策に予算を投じている。
子育てしやすい環境にすることで、子供産んでも大丈夫だよ~
と呼びかけていますが、なかなかダイレクトではないですよね。
少子化は結婚カップルが減っているのが課題。
しかも晩婚化により、一層深刻化している。
本当に大切なのは20代での結婚をするカップルを増やすこと。
そのためにIBJ社が仲人役を多数育て、
成婚数を増やすことに取り組んでいます。
石坂社長の考えとしては、男性20代、女性30代のカップルが今後キーワードになるとのことです。
いい男は稼ぐだけではない。
お相手の女性がバリバリ働くならば、
働きながらも家庭を見れる男、がいい男になり、
相手のライフスタイルによって、相性の合う人も変わってきます。
〇婚外子が少ない事実。
日本の文化的理由などもあり、
婚外子が非常に少ない。
日本は2.3%。
外国の中でも固いイメージがあるドイツでさえ35%くらい(以下表参考)
フランスは60%くらい。
https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20200111-00157345
この数字をみると、日本が結婚をしなければ子供を産みづらい状況なのが伺えます。
結婚しなくても子供を産むことがいいか、悪いか、
それは、それぞれなので、わからないですが、、
責任の問題など、さまざまなハードルはありますよね。
とはいえ、諸外国との感覚の差はあるのかと思います。
結婚している人に対する世帯別出生数は1.93人ほど。
結婚を前提としたマッチングをどれだけサポートできるか、
結婚を前提というのが重要で、ここでミスマッチがあると
事故が起きるということです。
マッチングアプリなどの成長が著しいですが、
結婚に対して実績を出しているかというと、不十分なようです。
ニーズのミスマッチが起きるケースがありそうですね。
IBJ社は結婚を前提にしたマッチング。
そのために仲人役が重要な役割を果たしていそうです。。
また、出生率向上のためには、年齢も重要です。
晩婚化になり、40歳以上での結婚も増えています。
子供を産む適齢期はやはり、若い時期。
年齢を重ねての出産は確率が低くなります。
海外の先進国では卵子凍結などの出産に対する技術的サポートも
有意義に利用されているそうですが、
情報が十分に理解されていないなどの理由で、
日本はまだ普及していないようです。
IBJ社では、
2027年には25000組(日本の成婚の約5%)
成婚を生み出すことにより、少子化に歯止めをかける。
ということを目標とされています。
結婚について、
僕は思うのですが、勢い!がないと結婚できない。
と思います。
一人でも生きていける時代でもあるので、
結婚する理由がなかなか見つかりにくい。。
特に若いうちは。
なので、早期の結婚には「勢い」や「後押し」が必要ですよね。
結婚したら、多くの場合、長く過ごせば、よかったと思う(はず)なので、
できれば若いうちに結婚して、すったもんだありながらも、
50歳、60歳、70歳になって、よかったな〜。
と思えれば、二重丸じゃないかな、、
と思うのです。
IBJ社関連では
月4万回パーティが開催されているとのこと。。。
仲人のイメージキャラクターは柴田理恵さん(キャラ的にばっちりですねw)
コロナの時期でもお見合いは伸びているようです。
出会いがないですもんね。。
僕の時代は合コンが出会いのメインだったように思います。
僕は自分なりにがんばりました。。
お見合いがコロナ禍でも伸びていることもあり
飲食店なども婚活事業を検討して、IBJのグループに加盟しているようです。
結婚式場の大御所、そして富裕層ネットワークを有するニューオータニとも提携が実現し、
今後も楽しみなIBJ社です。
仲人業は年齢関係ないので、シニアやミドルシニアの仕事の場も増えているとのこと。
何歳でも働ける。
意味するところは、
高齢者の働く場も提供でき、若者の結婚も促進でき
さらに、老人の収入を増やすということは、
健全な日本の税収も増やすことができる可能性があり、
広く結婚をサポートする仕組みができれば、
少子化に歯止めをかける可能性がある。
という大変いい循環を産みそうです。
石坂社長によると、IBJとは
日本で一番成婚数を出すことができる、会員基盤と加盟店基盤をもつ会社
(多少間違いがあるかもですが・・)
とのことです。
石坂社長ありがとうございました!
今後のIBJ社に注目です!!
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
こんにちは。
志高い経営者の学びと成長の場
株式会社いかしあい隊白根です。
2022年3月17日ATM会を開催いたしました。
ロシア、ウクライナの影響で、先行きに不安が付き纏いますが
どんな時も、経営者は明るく楽しく前向きにいるべき、
という考えのもと、ATM会開催です。
198回を迎えるATM会の講師には
iCureテクノロジーの小泉社長をお迎えしました。
https://icure-tech.co.jp/
以前名古屋徳億会でご講演いただいたのですが、
ご自身は、以前、腎臓が完全に潰れてしまい、
母親からの腎臓移植により生活できています。
この状況の小泉社長からの「健康」に関する言葉は重い。
人の健康状況は3段階あるといいます。
『健康 未病 病気』
多くの人は未病であるとのこと。
みなさまも、肩こり、腰痛、頭痛、などありませんか?
痛いけど、慣れていたりで、当たり前の状況になっていると、
それが病気の前兆ということに気付かないことがあります。
「朝起きて腰が痛い」
これは、未病の状況、異常なこととのこと。
僕も、朝は腰重いとかありますね~。
企業の立場から見ると、社員がこの状況だと仕事の効率が下がります。
特に、花粉症、肩こり、腰痛、不眠などで仕事に支障がある。
これはみなさんの周りにも、思い当たる人がいるのではないでしょうか?
それが重症化すると、、
遅刻、早退、休職、退社という流れになっていまいます。
人数の多い会社ですと、数名そういう人がいたりします。
それを未病段階でどう防ぐか
未病の段階で、気づいて対策をすることが重要です。
ご自身が気づくことです。
先程記載したように、痛みに慣れて、
当たり前であると、重症化してしまいます。
小泉社長は、体のどこかが痛い、というのは
病気の前段階なので、対策を打ってください。
と言っています。
特に日本人は我慢してしまうのかもしれませんね~。
また、
リモートワークでは、家で仕事をすることが増えてきました
会社の椅子は、仕事用の椅子で、
構造的に考えられている椅子であることがあります。
それに対して、家庭の椅子やテーブルは仕事に向いていないことも多いです。
そうなると、より一層体に負荷がかかるとのことです。
iCureテクノロジーでは、
『健康寿命を5年延ばす』
とビジョン設定しています。
現在、一般的に介護期は平均10年と言われています。
統合医療を用いて、健康寿命プラス5年。
介護期をマイナス5年。
国の医療費は2021年で44兆円
この金額は、一時期の税収と同じくらい。
そして、2025年には、人口の1/4が65歳以上になるとのこと。
2050年にはもっと生産人口に負担が乗っかるのは確実です。
その比率は変えることはできなくても
健康寿命を伸ばすことで、自立して長生きできれば
生産労働人口への負担も少なくなるはずです。
そのためには、私たちが健康の意識を高く
高齢になっても足腰を健康に保つことが大切です。
地方では車社会ですので、都心部より更に高齢になると外出が少なくなる。
運動不足→脳梗塞→認知症
というパターンが多いとのこと。
運動機能が低下すると医療費が多額になります。
鍼灸院は運動機能に関するプロフェッショナルです。
腰が、、膝が、、
と感じるのであれば、
是非、鍼灸院を活用してください!
小泉社長は
鍼灸院の活用により健康寿命の延伸と
未病を見える化することで、人が健康を意識できるようにする。
未病の見える化に関しては、現在、大阪府などと連携し、
実証中のシステムにてみなさまに届ける予定です。
(健康経営、健康寿命延伸を実現するHitomio)
https://meikan.osaka/wp-content/uploads/2021/06/OSAKA-MEIKAN-%E6%A6%82%E8%A6%81%E8%AA%AC%E6%98%8E_m.pdf
この充実により、
「子供たちに健康社会を届ける」
実現を確信した講演でした。
今後のicureテクノロジーに注目です。
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
こんにちは。
志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
今回のコラムは、良い講演について考えました。
いかしあい隊は経営者の交流会を開催しています。
経営者の交流会では、講演者をお招きして
お話をしていただいています。
ATM会・・・明るく、楽しく、前向きに
徳億会・・・経済と道徳の合一論からネーミング。
そうすると、我々は毎月2回主催の会合があるので、
毎月2回講演を聞いていることになります。
月に数回、他の会合へも出させていただき、
講演を聞く機会がありますから年間50回以上は
講演を聞いていると思います。
多分多い方ですよね。
良かったと思う講演にいくつか共通する点があったので、
自分の忘備録として記載しておきます。
いずれ、、自分が講演するときには、気をつけたいポイントです。
講演する機会、あるかな〜。
======
○講演が良かった理由(本質編)
体験談である。
最近の体験談である。
時事と関わる体験談である。
パッションがある。(秘める情熱、たぎる情熱、両方とも。)
未来をかたる。
○講演が良かった理由(知識編)
知らないことが知れた時
他で話したいと思った時
課題解決につながるヒントがあった時
=======
と、、
大まかに上記内容が良い講演に共通するポイントだと思います。
本質的なところは、
やはり、自分の言葉で話すということが大切で、
それはきっと体験談なのだと思っています。
あとは、情熱の部分ですが、話ている人の情熱って
熱い語り口調だと、情熱っぽいと伝わりますが、
静かな語り口調でも、情熱を感じることはあります。
最近も、いい内容だったな〜、と思うことありました。
この情熱のところは、、
現場じゃないと伝わらないかもしれません。
オンラインではなく、リアル講演の良さはそこにあると思います。
是非、ATM会、徳億会に限らず、
リアルなセミナーや講演会へ足を運んでくださいね!
オンラインに慣れている方は、
新しい発見があるはずです!
以上
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
こんにちは。
志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
12月3日(金)に京都徳億会を開催いたしました。
〇はじめに
今回は京都徳億会へカメラマンも来てもらいました。
2年前から京都で開催始めて、
いつかは写真におさめたいなと思ってました。
「京都徳億会、いいですよ!」
と口で言うのと、実際写真で見せるのとは違いますよね。
そして、さらに、いい写真で見せることができたら
見た方に与える印象は変わってきます。
デザインが重要なのはそう言うところですね。
・・・・・
あ、
いかしあい隊が苦手なところです。。。
デザインとか、使いやすさとか、、、
いろいろとまだまだ足りないところがありますが、
京都徳億会はいい写真で
みなさまにまず、伝えたいと思います。
さて、
今回の徳億会は、講師に絆ジャパンの増田文彦社長をお迎えしています。
増田社長のお声かけで、元大塚家具の大塚久美子さん、
元高知県知事、元ワイドスクランブルメインキャスターの
橋本大二郎先生も来てくださいました。
橋本先生には高知からご友人を数名お連れいただきました。
感謝です。
今回は30名程度の方にご参加いただきました。
会場の鶴清さんに来た方は、毎回、素晴らしい会場だね~。
と皆様口をそろえて仰います。
夏は、鴨川に床(川床)を出します。
鴨川の向こう側の川端通りから、鶴清さんをみると
特に夜はものすごく綺麗ですし、圧巻です。
90年超える檜造建築物で、これだけの建物はもう建てれないです。
GHQが使っていた時代はダンスホールだったり、歴史を感じます。
そして、、美味しい京料理。
鶴清の田中社長に自ら料理していただいてます。
ありがたいですね。
絆ジャパンの事業についてのお話をいただきました。
2021年4月に作った会社です。
が、すでに20名ほどの社員がいて、
取り組んでいることは、、、
・エネルギー事業。(水をエネルギーにしちゃう。。)
・ウルトラファインバブル事業。(家の水全部ウルトラファインバブルへ)
このときは話しづらそうでした。。
ウルトラファインバブルって10回行ってみてください。。カミます。。
・節税事業(コインランドリー事業)
・蓄電池事業
・工務店向け、住宅事業
・住医学研究会
エネルギー事業は、ガチンコです。
車がガソリンいらなくなるし、バッテリーだってこれからめちゃめちゃニーズがあるのですが、
それも小さいバッテリーで済んでしまう。
そんな事業を今年作った会社がガンガン進めています。
増田社長が関わってきた会社は以下。
ナック、タマホーム、ヤマダ電機。
ナックは上場→一部上場まで役員で関わり、
タマホームも創業→直接一部上場まで専務で関わり、
ヤマダ電機は住宅事業ほぼ立ち上げ
→ヤマダ住建ホールディングス社長会長として売上2800億まで持って行く。
それぞれ、結果を出し成功されてきた方の右腕として支えてこられた経験から、
経営者に向けたヒントをこれから出します。
真実は現場にあり
どんな事業でも突き抜けようとしたら、嫌がらせや妨害はあります。それには決して屈せず。
人はコストではなくキャピタルだと考え
良いことは3倍にして褒め、悪いことは等倍で叱る
早く、とにかく早く。朝令暮改→朝令昼改 (山田社長は朝令朝改だったとのと)
一回はやる。仮説を実行。
人を巻き込む
→今回増田社長は、橋本大二郎先生や大塚久美子さんを京都まで巻き込んでつれてきています。。
増田社長の巻き込み力も半端ない。。
ビジョンを語り続ける
熱意を圧倒的に持つ
当然、、自信を持つ
常に改善改革
・常に元気
・常にツイてると言う
・常にニコニコしてる
・運がいいと思っている。
・前始末ができて、後始末もできる。
・常に感謝
・どんな状況でも運がいいと思う
・敵や嫌いな人をつくらない
・お墓参りに行く
・人事を尽くして天命をまつ
どれも、徹底してやり続ける人が
業界の壁をも突き抜け、大きく社会に影響を与える経営者なのだと思います。
増田社長ありがとうございました。
増田社長や橋本大二郎先生、他にも東京や他の地域から経営者がわざわざ来てくれています。
なぜ京都まで来てくれているのか・・
というのを考える機会がありました。
というのも、参加した若手経営者の方から、どうやったらすごい人たちを集めることができるのですか?
と、質問があったからです。
さっと考えてみたのですが、箇条書きにすると
①それなりに長くやっているから(2006年から15年)
②なるべく恩送りをしているから(なるべく「あげる」を増やしてるつもりです)
③いい人が来るように努力しているから(いいご縁をもらうために動く、縁も置いておくと腐るので動かす)
④敵を作らない(嫌われないようにする)
⑤明るく、楽しく、前向きであること
⑥場所や雰囲気を大切にする(いい人ほど感じていると思います)
かな、とざっくり感じています。
これからも、いかしあい隊をよろしくお願いいたします。
以上
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志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。
先日、
京都徳億会を開催いたしました。
以前は、
京都の夏は暑い・・・。
という話をしていましたが
京都も東京も暑いですね。
もうどこもかしこも暑い。
京都に入ってみると、
東京とかわらないかな?という感じです。
京都で開催する理由はコチラ↓
京都の講師は株式会社ティアの冨安社長です。
https://www.tear.co.jp/
丁度8月8日日曜日の「がっちりマンデー!!」にて
(儲かる!跡地ビジネス)
https://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/
ティア社のビジネスが取り上げられました。
跡地ビジネス特集でしたが、
葬儀会館が、
コンビニの跡地にとって変わってきているということ。
確かに、有効活用できる要素が盛り沢山でした。
①駐車場がある
②段差がない(来場者は高齢者も多いためバリアフリーが求められる)
③仕切りがない(広々使え、レイアウトしやすい)
④1家族1施設で、他の葬儀とかぶらない
⑤会館を建てるのとくらべ1/4程度の費用でできる。
など様々なメリットが。
しかも、、、
ティア社は30年借り上げするとのこと。
地主さんとしては、ありがたいですよね。
最近は賃料交渉の話ばかりで
地主さんも頭を悩ましているかと思います。
そこで、ティア社の葬儀会館は
地主さんにも嬉しい仕組みのようです。
京都での冨安社長のお話では以下のような内容をいただきました。
====
○自分に余命宣言
30歳の時に40歳までの命と思い、葬儀業界の悪しき慣習に負けない会社をつくることを誓う。
○企業は必ず世の中を良くするためにある
当然ながらどの会社も社会を良くするために存在します。
ふと、自分の会社はどうだろう?と思い返させてくれます。
○経営は探究心
どんな業界でもどんな環境でも、工夫して成功しているところはある。
見に行けるのだから、見に行ってサービスうけたらいい。
○コロナが理由ではなく、コロナに気持ちが負けたことが理由で影響うける
コロナで葬儀に親戚友人が集まりにくい雰囲気になっていた。
葬儀はどういうものか、延期もできなく、遺族や残された友人にとって
最後の機会を、万全の対策をしているので、来れるのであれば是非!
と言って、葬儀の本当の意味意義を参列しようか迷っている人に伝えたら
参列者や業績も戻ってきた。
○教育とは
教える事は1対多数でもできるけど
育てる事は1対1
教えることと、育てることを分けて考える。
○学歴社会から人柄社会へ
多くの企業の採用は学歴から人柄採用へ変わってきている。
学校教育も変化していかなければならない。
○死生感
死があって生がある。生死感とはいわない。
いつ死ぬかわからない。死を目の前に数多くしてきた冨安社長だからこその言葉。
○DQ(良識指数) decency intelligence
良識があれば、犯罪も起きない。
DQの高い人は その人の力になりたいと 純粋に願っている。
人を正当に扱う事を重視出来る。
理(ことわり)に則った良識、
良心的な行動が出来るか?否か? ここが大切。
○人は人のやることに感動してその企業のファンになる。
○ガンジーの言葉 明日死ぬかのように生きて、永遠に生きるかのように学ぶ
===
という中身の濃い講演でした。
冨安社長ありがとうございました!
https://www.tear.co.jp/
京都鴨川の床を目下に、おいしい京料理と(料理取り忘れました~。。。)
http://www.tsuruse.co.jp/
今からでは法律的にも作れない90年の大型木造建築の雰囲気を
楽しんできました。
最後に、
ご参加いただいたスバキリ商店の小西社長の支援している
https://subakiri.thebase.in/
クラウドファンディングの紹介。
https://camp-fire.jp/projects/view/421189
手間なく、このクオリティがすぐにできます!
格安!
私もプロジェクトかかわっているのですが、、
こちらも400年以上続く製法でつくる
ギリシャの島のオリーブオイルです。
オリーブオイル好きには、かなり喜んでいただけるものです。
ギリシャは熱波による火災で大きなダメージを受けています。
商品購入で応援にも繋げられれば。。
また皆様とお会いできるのを楽しみにしています!!
以上
株式会社いかしあい隊 代表取締役
株式会社CCPConsulting 代表取締役
コンサルティング事業、四ツ谷麹町にシェアオフィスを運営。低い、時間、専門性、わかり易い、継続積層、価格決定権、伸びる分野、新しい、をキーワードにビジネスを行っています。
お電話でのご相談・お問い合わせ、
大歓迎です。