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COLUMN

いかしあい隊コラム

2022/08/22

コミュニティ論①(コミュニティ運営で一番大切なものは!? 白根案)

こんにちは。
株式会社いかしあい隊の白根です。

最近、コミュニティサービスが増えている感じがします。

私たちが経営者コミュニティを運営しているから、私の目につきやすいのかもしれませんが・・

コミュニティが持続するポイントについて考えがあるので、こちらに記載しておきたいと思います。

コミュニティ論①
(コミュニティ運営で一番大切なものは!?白根案)
まず、世の中のコミュニティと思われるものを列挙してみます。
○学校 未就学児・小中高大
○OB会、アルムナイ
○MBA
○クラス
○部活
○会社
○社団などの団体
○スクール
○各種サークル
○オンラインサロン
○村 自治体
○国
○民族
○宗教
○政治団体
○高齢者施設
○経営者コミュニティ

他にもあると思いますが、ざっと上記のものが当てはまると思います。
コミュニティは必ず、人が集まって成り立っています。
ただの集まりでは、烏合の衆といわれるように、コミュニティとはならないですよね。
人が何かの目的で集まって、誰かが取りまとめて、コミュニティになっています。

学校であれば、学業を頑張る。友人と過ごす。などで人が集い、
先生や校長、理事長が中心になって学校というコミュニティ運営をしていく。

自治体であれば、地域に住む人がより良く暮らす、という目的で首長が中心となり、
行政が仕組みを運営し、市民が住み暮らす。

会社であれば、ビジョンに沿って会社の目標と個人の目標を達成し、
より良い人生にすることを目的に、社長が取りまとめて、社員が集い仕事をする。

政治団体であれば、国を良くするため、国民がより良い生活をできるためのビジョンを発信し、
党首中心に運営し、党員がビジョンに共感して集う。

など、さまざまな目的があって人が集い、運営する人がいて、コミュニティができていると思います。
必ず運営者と集まる人がいます。

 

○運営者とそこに集まる人がいればコミュニティができるのか?
一朝一夕にコミュニティができるわけではありません。
社団などの団体を立ち上げようとして、失敗した人は結構多いのではないでしょうか。
コミュニティができても運営して、継続するのは大変です。
特に立ち上げ期。
起業と同じようにコミュニティの立ち上げは大変です。
多くの会社が続かないのと同じように
コミュニティも継続は難しいと言えます。

では、
継続しているコミュニティの3つのポイントを共有したいと思います。
①運営者が本気で運営しているか。

②ビジョン

③仕組み

この3つに尽きると思います。

そして、
ビジョン、仕組みは、優秀な人であれば
考えて作り上げることができます。
しかし、
優秀な人でも、本気で運営することができるか、
忙しい社会人や経営者にとって、本業以外のコミュニティを作るのは、至難の業です。
コミュニティ、誰かが100%の本気でないと、できないと思います。
ということで、3つとも重要ですが、
特に①の、本気で取り組む人がいることが一番重要です。
ビジョンや仕組みは、後付けでも変更できます。
結果的に良いビジョンができたり、結果的にいい仕組みができればいいのです。

今回のコミュニティ論①でお伝えしたいのは
運営者が本気で取り組んでいることが、めちゃめちゃ重要だということです。

以上

今回の記事の最後に、
外交評論家の加瀬英明先生のコミュニティついての考えを記載します。
とても理屈が通っていて、重要なことなので、一読ください。
「英語のコミュニティとコミュニケーションの語源のラテン語は、『コミュニカーレ』(分かち合う)である。
昨今、親子の間でコミュニケーションがなくなったのは、夢や、心を分かち合うことがなくなったからだ。」
加瀬英明

大変重要な示唆だと思います。
コミュニティは人が集い、分かち合い、相互成長をしていくものなのでしょう。

白根 斉一

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