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COLUMN

いかしあい隊コラム

2022/06/10

第5回京都徳億会 後記

こんにちは。
志高い経営者の学びと出会いの場
株式会社いかしあい隊の白根です。

6月9日に京都徳億会を開催いたしました。

暑くなり始めた京都。
京料理の鶴清をお借りして開催いたしました。
http://www.tsuruse.co.jp/

鶴清の鴨川の「床」を楽しむ方々もいて風流でした。

 

さて、講師には、元レアル・マドリードの酒井浩之氏に登壇いただきました。
https://managementiva.com/
酒井氏がレアル・マドリードで働くまでの不運と幸運。

レアルで縁を得た世界的に名前を轟かせている人々との出会い。

そして起業。

日本国内では、得れない繋がりを、自ら行動し獲得しに動いた
チャレンジ精神を垣間見ることができました。

○レアル・マドリードMBA
このMBAに受かるには、受験が必要で、
それをクリアするためのタイムマネジメントに工夫。

当時、電通に勤めながらでしたので、
当然朝から夜まで仕事、
そして夜はお付き合いの嵐。

移動時間、お付き合いの時間も有効に活用するため
食事の場所を英会話のできる場所や外国人の集う場所にするなどした。

見えるところにレアルのエンブレムをあらゆるところに掲示。
レアルMBAには世界各国から、それぞれの国で一名とのこと。

多様性があって、各国の窓口になる繋がりができそうですね。
アルムナイは強いつながりで結ばれそう。。

酒井氏がレアルMBAで勉強していた当時、
2016年にレアルがチャンピオンズリーグ優勝という幸運が。。

チャンピオンズリーグで優勝すると、
東京にレアル・マドリードが来ることになります。
(南米優勝チームとの試合のため・昔はトヨタカップといいましたね。)

これがチャンスでした。
当時レアルには日本人スタッフがいなかったので、
首脳陣にレアル・マドリードが日本で売上構築するプランを
英語とスペイン語で冊子にして配った。

それを読んだ当時のペレス会長から
レアルで社員として働くように言われるという
チャレンジストーリーです。

アジアに向けたデジタルマーケティングを
担当していたとのことですが、レアルのSNS担当は300人。。

世界中にファンがいるチームは当然情報発信は多言語で18言語。

タイムリーにSNSを更新。
そのワンクリックで1億人が見るということになります。
1億人が閲覧する投稿のワンクリックは緊張ですよね。。
そんな経験を酒井氏はしたとのこと。

デジタルマーケの大切さを、
世界レベルで感じた経験を日本でのビジネスに活かしたら面白そうですね。

レアルのSNS担当が300人に対して、
日本サッカー協会は数名の担当ということで、ここでも差があります。
デジタルマーケとスポーツの相性の良さも感じました。

東京でのレアル・マドリードの仕掛けや、各選手のフォローアップなども対応し、
信用積み重ねてきたようです。
銀河系軍団との写真は、サッカー好きな僕としてはテンションが上がりました。

 

○起業へ
世界一の代理人と名高い、ジョルジュメンデスとのミーティング。
https://web.ultra-soccer.jp/index/index/c/Transfer/id/page_7_1
(クリスティアーノ・ロナウドの代理人で有名です)

レアルを退職し、ジョルジュのスタッフに名乗り出ましたが断られたそうです。
そこで言われたのは、

「日本からいい情報を持ってこい、そしたらビジネスパートナーだ」

と上下関係ではなく、ビジネスパートナーとして話をされたとのこと。
(世界一の代理人にパートナー、、と言われたらテンション上がりますよね。)

そこで、日本にて会社設立。
スポーツマネージメント事業を立ち上げ
代理人業、スポーツマネージメント事業をスタート。

サッカー、バスケ、テニス
それぞれが世界トップクラスのスペインとのネットワークの
窓口が酒井氏です。

スペインのニーズ、日本のニーズ、考えていくと
ビジネスになりそうな気がします。。

 

○世界のスポーツビジネス市場
衝撃なのは
日本のプロ野球の年棒が
1975年から2015年の40年で7・8倍に対し、アメリカは100倍。
MLB平均年棒4億円。
日本とアメリカやスペインの違いは何か。
外(海外)から資本を持ってきているか、ということが大きいようです。

海外との関係を作り、海外にマーケットを広げ、海外の成長も取り込む。

そうすれば自ずと売上、市場価値は上がっていきますが、
日本はそれが閉鎖的なようです。

エミレーツ航空は年間91億
アディダスは年間136億をレアルにスポンサーしているとのことです。

こんな金額、どうやって元取るの?

と思いますが、
アディダスは当然ユニフォームからグッズの世界販売で収益をあげます。
(ユニフォームがレアルの場合、年間300万枚が売れるようです。。
1枚15,000円くらいのようなので、なんとなく数字がでてきますね)

クリスティアーノ・ロナウドのユニフォームは年間130万枚売れるようです。。

それはロナウドの年棒が半端ない数字になるのも納得。。

売れる仕掛けをSNS、デジタルマーケ、
レアル全体で行うことで莫大な広告費を獲得できるとのことです。
日本のスポーツチームも活発に動いているところもあるようですが
まだまだこれからですね。

 

○放映権料の世界
Jリーグの放映権をDAZNが年間210億くらいで買ったのは有名ですが、
世界では放映権はもっと高いようです。
各国のリーグの収入内訳比率でいうと、どの国も放映権で40%−50%
Jリーグのは放映権の収入比率は10%くらいとのこと。
放映権を提供することについての効果を理解した上で、しっかり交渉すれば、
3倍くらいでの金額で放映権が売れる想定もあるようです。

 

○スポーツビジネスと歴史
世界を見て、ビジネスをすると
言葉、歴史がどうしても大きく関わってきます。

過去に植民地だった国はイギリスやスペイン、フランスなどの影響を受けています。
言語も影響を受け、今もその名残は濃く残っています。
アジアは英語圏が多く
アメリカ、南米はスペイン語圏。
デジタルマーケティングを考えると
この歴史観や言語地域の把握は必須ですね。

 

○経営者や企業がスポーツチームをどう使うか考える
スポーツチームにお金を投資する場合は、

「スポーツチームに考えさせる」

のではなく、

「お金を出す企業側がビジネスとして考える」

ことが必要とのことです。

今までは広告代理店がスポンサーを探してきていたので
単純広告の時代が長く続いてきました。

企業側が考え、スポーツチームに提案し、利用する。

スポーツの魅力は十分感じていますが、
どうやってビジネスに活かすのか、、
それは高いハードルに思っていました。

しかし、
酒井氏の講演で、ビジネスにも活かせそうという考えに変わりました。

皆様のビジネスも、スポーツを掛け合わせて
より成果を出すことができるかもしれません。

酒井さんありがとうございました!

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