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COLUMN

いかしあい隊コラム

2021/02/19

【コラム】個人がヘッジファンドに勝つ 。SNSが作る新時代とは

 

志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の楠本です。

 

 

 

個人投資家VSヘッジファンド 株価乱高下の裏側は?

 

 

アメリカでゲームソフトなどを販売している
「GameStop(ゲームストップ)」という会社があります。

その株価が20倍ほどに膨らんだ後、
3分の1ほどに落ち込み、株式市場は混乱しました。

 

背景には個人投資家と
ヘッジファンドによる攻防があったとのこと。

 

株情報が集まる米国の掲示板
『Reddit』 では、ヘッジファンドを敵視し、

ゲームストップ株など特定の銘柄や
関連する金融派生商品を買うように
煽る書き込みが相次いでいます。

 

その中に人気のヒーロー映画の台詞、
『アベンジャーズよ集まれ』という投稿とともに

ゲームストップの株について空売りが多く
株価が下がりすぎていること、

個人投資家が結託して株を買えば、
株価を大きく上昇させるチャンスがあること
などが書かれていました。

 

 

 

そこでいつも負けている個人投資家が
米国ネット証券「ロビンフッド」で
「ゲームストップ社」の株式を5000ドル(約52万円)購入。

 

その後も他の個人投資家も次々と株を買い増し、
株価は1週間で20倍以上に高騰。

 

しかし、ロビンフットの規制により
株価はあっという間に下落しました。

 

 

SNSの進化により、
個人投資家のこうした動きは続く可能性は
ますます高まりました。

 

今回のようにSNSによる個人投資家の動きが
ヘッジファンドを凌駕する

つまりSNSによる個人の発信が、
社会、経済を大きく動かす時代です。

 

 

他にもSNSで踊った株式相場としては、

イーロンマスク氏がTwitterに
輿水幸子の画像を投稿したことで
バンダイナムコの株価が上昇したり、

“zoom”という名前の音響メーカー株式が
20年の5月に急騰したということも。

 

 

むろん間違い(勘違い)ではありますが、
政治体制まで影響を及ぼしています。

 

 

典型例はとしては、
チュニジアの失業者の男性から始まった
「アラブの春」もまた然り。

 

その結果、政権を打倒し、
活動はエジプトやイエメンへと瞬時に広がりました。

 

 

今やSNSは、情勢を一瞬で変える可能性ある
社会インフラとなっているのです。

 

 

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楠本 研二

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