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2021/04/28
こんにちは。 志ある経営者の出会いと学びの場 株式会社いかしあい隊の杉本です。
私はいかしあい隊で働き始める前は ずっと確率を追うような仕事?趣味? をしていました。
そのため確率を考えることは好きで、 私生活でも確率を考えて判断することがあります。 (あくまでも感覚でですが)
突然ですが、 モンティ・ホール問題をご存知ですか?
アメリカの名司会者、モンティ・ホールが テレビ番組「Let’s make a deal」で紹介した問題です。
問題の内容自体は単純明快ですが、 直感的な答えと、 確率論に則って導き出される答えが異なる 確率のパラドックスとして有名です。
簡単に、モンティ・ホール問題を説明します。
3つのドアに(当たり・ハズレ・ハズレ)が ランダムに入っています。
プレーヤーはドアを1つ選びます。 (まだ開けません)
次に、ゲームマスターがハズレのドアを開けます。 (開いていないドアは2つです。)
ここで、ゲームマスターはプレーヤーに、 ドアを選びなおしてよいと伝えます。
この時、あなたがプレーヤーなら ドアを選びなおしますか? それとも 最初に選んだままにしますか?
それでは少し考えてみましょう。
ドアは3つあるので、 当たりを引ける確率は、当然1/3ですね。
そこから、ゲームマスターが ハズレのドアを1つ開けてくれるので、 残った2つのドアのどちらかは当たり。
選びなおしても、選びなおさなくても 「同じ確率で当たる」と直感的に答えを出す人が多いのです。
しかし、実際は、 選びなおした方が、当たりを引ける確率が上がるんです。 しかも2倍に。 (最初からそう思った方、ごめんなさい笑)
では、詳しく説明していきますね。
ドアにA・B・Cと名前を付けます。 ・A(当たり) ・B(ハズレ) ・C(ハズレ)
選びなおさない場合だと 当たりを選ぶ確率は1/3です。
最初にA(当たり)を選んだ場合 ⇒選びなおすとハズレを引くことに。
最初にB(ハズレ)を選んだ場合 ⇒ゲームマスターはC(ハズレ)を開けます。 Aに選びなおし、当たります。
最初にC(ハズレ)を選んだ場合 ⇒ゲームマスターはB(ハズレ)を開けます。 Aに選びなおし、当たります。
こうやって1つずつ考えると、 選びなおすことで、 当たりを引ける確率が2/3であることがわかります。
選びなおさない場合 当たる確率は1/3
選びなおす場合 当たる確率は2/3
つまり、選びなおした方が 2倍当たる確率が高くなるのです。
一見、同じ確率に感じる残り2つのドアですが、 ゲームマスターが「必ず」ハズレのドアを開ける という条件の影響で、同じ確率ではなくなっているのです。
条件が変われば確率の計算も変わる という話です。
「人生は選択の連続」と言わますが、 より良い条件を選択をするために、 確率を考えたりしますよね。
モンティ・ホール問題のように 条件が変わると確率も変化します。
普段の生活の中でも 見ず知らずのうちに、 誤った選択をしていることがあるかもしれません。
条件が変わっていないか、 確率が変わっていないか、 日々の選択を考えなおすのも面白いかもしれません。
◆いかしあい隊
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お問いわせはこちらからからお願いいたします。
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こんにちは。
志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の杉本です。
私はいかしあい隊で働き始める前は
ずっと確率を追うような仕事?趣味?
をしていました。
そのため確率を考えることは好きで、
私生活でも確率を考えて判断することがあります。
(あくまでも感覚でですが)
モンティ・ホール問題
突然ですが、
モンティ・ホール問題をご存知ですか?
アメリカの名司会者、モンティ・ホールが
テレビ番組「Let’s make a deal」で紹介した問題です。
問題の内容自体は単純明快ですが、
直感的な答えと、
確率論に則って導き出される答えが異なる
確率のパラドックスとして有名です。
モンティ・ホール問題とは?
簡単に、モンティ・ホール問題を説明します。
3つのドアに(当たり・ハズレ・ハズレ)が
ランダムに入っています。
プレーヤーはドアを1つ選びます。
(まだ開けません)
次に、ゲームマスターがハズレのドアを開けます。
(開いていないドアは2つです。)
ここで、ゲームマスターはプレーヤーに、
ドアを選びなおしてよいと伝えます。
この時、あなたがプレーヤーなら
ドアを選びなおしますか?
それとも
最初に選んだままにしますか?
陥りやすい誤回答と正解
それでは少し考えてみましょう。
ドアは3つあるので、
当たりを引ける確率は、当然1/3ですね。
そこから、ゲームマスターが
ハズレのドアを1つ開けてくれるので、
残った2つのドアのどちらかは当たり。
選びなおしても、選びなおさなくても
「同じ確率で当たる」と直感的に答えを出す人が多いのです。
しかし、実際は、
選びなおした方が、当たりを引ける確率が上がるんです。
しかも2倍に。
(最初からそう思った方、ごめんなさい笑)
条件が変われば確率の計算も変わる
では、詳しく説明していきますね。
ドアにA・B・Cと名前を付けます。
・A(当たり)
・B(ハズレ)
・C(ハズレ)
選びなおさない場合
選びなおさない場合だと
当たりを選ぶ確率は1/3です。
選びなおす場合
最初にA(当たり)を選んだ場合
⇒選びなおすとハズレを引くことに。
最初にB(ハズレ)を選んだ場合
⇒ゲームマスターはC(ハズレ)を開けます。
Aに選びなおし、当たります。
最初にC(ハズレ)を選んだ場合
⇒ゲームマスターはB(ハズレ)を開けます。
Aに選びなおし、当たります。
こうやって1つずつ考えると、
選びなおすことで、
当たりを引ける確率が2/3であることがわかります。
選びなおさない場合
当たる確率は1/3
選びなおす場合
当たる確率は2/3
つまり、選びなおした方が
2倍当たる確率が高くなるのです。
一見、同じ確率に感じる残り2つのドアですが、
ゲームマスターが「必ず」ハズレのドアを開ける
という条件の影響で、同じ確率ではなくなっているのです。
条件が変われば確率の計算も変わる
という話です。
最後に
「人生は選択の連続」と言わますが、
より良い条件を選択をするために、
確率を考えたりしますよね。
モンティ・ホール問題のように
条件が変わると確率も変化します。
普段の生活の中でも
見ず知らずのうちに、
誤った選択をしていることがあるかもしれません。
条件が変わっていないか、
確率が変わっていないか、
日々の選択を考えなおすのも面白いかもしれません。
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