株式会社いかしあい隊

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COLUMN

いかしあい隊コラム

2020/11/25

第189回 ATM会後記 ティア冨安氏

 

こんにちは。

 

志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。

 

2020年11月18日に毎月開催しているATM会がありました。

 

 

「コロナに負けるのか、自分に負けるのか。」
株式会社ティア冨安社長

 

 

講演は株式会社ティアの冨安社長
『故人と遺族に寄り添い、哀悼と感動の葬儀』
を実践し、葬儀業界に新風を吹かせ続けている会社です。

 

 

 

現在、株式会社ティアは愛知県では28%のシェアという
爆発的シェアを誇っています。

 

全国でも年間17,000件を超える葬儀件数ということで
年間137万人程度の方がなくなると言われていますが、

 

約1,24%の全国シェア

 

葬儀は地域性が強く、全国で展開する企業がない中で
『故人と遺族に寄り添い、哀悼と感動の葬儀』
徹底した取り組みによって
これからまだまだシェアを伸ばしそうな勢いです。

 

 

さて、講演で感じたことですが、
『不要不急』という言葉が多用されています。

 

不要不急は人によって異なりますが、

 

ともすれば、周りの同調圧力によって
人生において大変重要なことまでも
『不要不急』と判断してしまっているかもしれません。

 

冨安社長の事業は『葬儀』
葬儀が不要不急か?という問いから話が始まります。

 

 

メディアなどを通して、
葬儀も含めて、集まらない方がいい…という空気。

 

葬儀について紐解くと
親族にとっては、一緒に育った思い出や感謝があります。

 

友人、後輩などにとっては、
最後の最後に感謝を伝える場所になります。

 

葬儀という場所を除いてしまうと
「最後の感謝・ありがとう」を伝えることができないのです。

 

残された人にとってみれば、
葬儀は必要な感謝を伝える場であり、
一生で最初で最後の場所であるのです。

 

 

この内容を、理解せず、
『コロナ』を理由に言い訳をしてないか?
と、冨安社長も問われたようです。

 

 

 

私たちも事業について、コロナを言い訳にしていないか
問いただすいい機会をいただきました。

 

リモートワークにしたのは?
お客様が来ないのは?
うまくいかないのは?

 

コロナのせいではなく経営者の責任です。

人のせい、コロナのせいにしては、
成長発展はありません。

 

お客様の不要不急を取り違えてないか?
お客様の人生のためには必ず今やらなければならないことがあります。

 

 

それを、気づいてもらうことができるのか。
自社のサービスは、不要不急なのか?
コロナのこの状況においても必要なことなのか?

 

 

経営者の姿勢でお客様も変わります。

 

人を変えるのではなく、自分が変わることで
会社も社員もお客様も変わります。

 

冨安社長のお話ではそれを気づかせていただきました。

 

 

経営者はやはり、明るく、楽しく、前向きに!
では。

 

 

 

「豊になれば、国は衰退する」
外交評論家 加瀬先生

 

 

歯に衣着せぬ語りで、切れ味鋭すぎる話をいただく、
外交評論家の加瀬英明先生にご登壇いただきました。

 

毎月、世界の情勢についてお話をいただいているのですが、
今回のテーマはやはり「アメリカ」

 

 

日本はアメリカに依存して周辺国家との均衡を保っているので、
アメリカの話題は増えがちです。

 

 

バイデン新政権に対する予想や、
歴史を元に国家の未来を占う話をいただきました。

 

 

深い話?愛国心溢れる話…なので、記事にするのも気を使うのですが、
大勢の前で話し辛いことを、忖度なく伝えてくださる加瀬先生には感謝です。

 

 

 

 

 

バイデン次期大統領

 

菅総理との15分の電話会談は、通訳交えての会話と考えると7分程度の中身になり、
その半分がお互いの考えや意見を伝える時間と考えると、
3分30秒の意思提示や共有の時間だったと言える。

 

その時間は短い。
そもそも、自衛隊は13万人が必要なのだが、
現在11万人程度。国は難しい局面である。

 

 

尖閣諸島について

 

1,800キロ先にある南鳥島には海上自衛隊が常駐しているのに、
なぜ尖閣に自衛隊を配置しないのか。
いつも「中国を刺激しないため」という考えのようだ。
仮に中国が尖閣に上陸するとなると、奪還するのには多数の血を見ることになる。
実効支配された島や城を取り戻すのには、大規模な戦争が必要なのは歴史が教えている。

 

 

バイデン政権

 

副大統領はハリスという女性。
バイデン氏は女性登用に力を入れると名言している。
またバイデン氏は78歳と高齢でアルツハイマーの噂もある。
そのため1年程度で大統領を辞任し、次期大統領にハリス氏という流れが考えられる。
バイデン氏は中国好きで日本は嫌いではないか。

 

 

国民が富むと…

 

国民の生活が安定して富裕層が増えると、国家は無くなっていく方向にいく。
アントニオグラムシというイタリアの思想家がいる。
共産党創設者の一人で、投獄中に以下のような考えを記している。
「国民は裕福になると決まり事を守らなくなり、国も自由を提示し始める。
社会の決まり事を守らないことにより、国家が廃退していく。」
日本もアメリカも国としては難しい局面かもしれない。

 

 

言葉狩り

 

メリークリスマスが言えなくなってきている。
代わりにハッピーホリデーと。
宗教による違いを神経質に気にしてのこと。

LGBTQに関しても同様。
トイレも各自の認識により男性トイレ女性トイレに入れるようになっている。
それにより大手マスコミも隔たった報道が多くなる。
今のアメリカなどの言論の制限は、ソ連のスターリン時代の言論統制よりひどいのではないか。

 

 

 

 

「コロナだけではない。10年に一度大きなピンチは訪れる」
いかしあい隊 会長牛久保

 

そして、いかしあい隊会長牛久保からは
次のような話をさせていただきました。

 

 

230年前にアメリカのジョージワシントンが
初代大統領になってから数えると、バイデン氏は46代予定者。

 

日本は菅総理が99代。
日本はなぜこれだけコロコロ変わったのか。
それは人材豊富だから、というジョークもあるくらい。

 

1992年付近でバブルが弾けたと言われている。
不動産は1993年から下がる。
資金繰りが大変な会社が増える。
リーマンがあり、震災があり、コロナがある。

 

10年に一度はピンチは来る。
そういう思いで経営をしなければならない。

 

そしてバブルはじけてからのアメリカは
約30年で株価は9倍になり、日本は70%の株価。
アメリカの強さは常に新しいことへの取り組み
そこが牽引する。日本もそうならなければならない。

 

 

 

 

「コロナ禍での検証;今、経営者交流会は必要なのか」

 

 

本年3月に成立した新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づき
その後「緊急事態宣言」が出されました。

 

それに伴い、交流会開催も中止を余儀なくされ、
改めて私たちの事業について見直したり
いかしあい隊の意義についても考える良い機会となりました。

 

いかしあい隊は経営者の健全な成長と発展を支援する会社です。

 

私は、経営者にとって必要なことは、
『新しい』を取り入れる
『決断』し決めたことを『継続』する
ことだと考えています。

 

ATM会、徳億会は、複数の経営者が集う場ですので
『新しい』を取り入れるための有意義な場所となるよう
主催者としても随時心がけています。

 

 

また新しい人、新しい提携先、新しい情報を取り入れる際に、
経営者のみなさま、リアルにお会いすることで
五感または六感をフル稼働し『決断』をしているものと思います。

 

もちろん耳寄りの情報は、ご友人からであることも多いでしょう。

 

そこでの情報に集中することもいいと思いますが、
可能性の高い人々の集う場所も
ぜひその選択肢として取り入れていただきたい。

 

 

可能性の高い人々の集まる場所とは、
質の異なる、ジャンルの異なる、世代の異なる、
地域や国の異なる、業種も異なる人の集う場であると思います。

 

 

その上で、経営者という観点でいう「いい人、いい事業者」という
いいレベル感の人々が集うことで、いい場になると考えています。

 

 

現在は、人がむやみやたらと集うことの憚られる時代です。

しかし経営者として有意義な時間を過ごすためには、
人が集うことは成長と発展のためには必要だと考えています。

 

 

もちろん業種、年齢、健康状態、特定の地域など、
状況によっては集うことが難しい方々もいます。

 

そのような場合は、人が集う場所への参加は避けるべきだと思いますが、
一般的な多くの経営者に向けての意見として記載させていただきました。

 

以上。

 

 

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白根 斉一

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