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【コラム】「 失敗が真価を問うといいますよね 」

志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。

 

はじめに

 

人生の多くの部分は出会いと縁で
構成されていると思います。

その構成にいろんな要素が肉付けされて人生を彩っていく。
「私の人生」とよく一言でいいますが
「たくさんの出会い」が導いてくれて、
今こうしてあるものだと思います。

できるだけいい人と出逢いたいですよね。

しかし、

闇雲に人と出会っていても時間的に制限があります。
世界中全ての人と出会えるわけでは、当然ありません。

限られた時間の中で出会える人の数は、
出会えない人の数よりずっと少ない。

だから、自分にとって大切な出会いを「抽出」することが大切です。
私はその役割ができればいいなと思って仕事してます。

 

人間の価値が決まるタイミングとは

 

さて、

僕もそうですが、
人間はついついその人の成功した部分を見て
近寄りがちになります。

ビジネスしていれば、当然です。

ですが、成功した人には成功した価値があるかもしれませんが、
人間としての価値が、成功というベールで覆われてしまい
見えにくくなっているとも思うんです。

人間の真の価値は上手く行っている時ではなく
上手く行っていない時に発揮されるといいます。

エイブラハム・リンカーンの言葉でこのような言葉があります。
「あなたが転んでしまったことに関心はない。
そこから立ち上がることに関心があるのだ。」

失敗している時にどうやって這い上がってくるかで
人間の価値が試されます。

あやまちが人間を決めるのではなく、
あやまちの後にどうするかが人間を決めるということですね。

 

誰にでも失敗はあり、肝要なのはその後

 

人間に挫折や失敗はつきものです。

問題は、そこから教訓と成功の糧を引き出せるか否か。

失敗したけども諦めない姿勢を見せたり

失敗をしたことをバネに見返そうと奮起したり

失敗を糧に再度、試行錯誤をする

失敗した後のリカバリーの仕方の方が人間にとって大事ということです。

上手くいっていない時というのはある意味では
全てのベールを取り払うことのできた生身の身体で
本当の実力で勝負できるタイミング。

拳で戦えるいい機会と言えるかもですね。
(あ、僕は拳で戦いたくないです。
よく痩せたね、、と言われるくらいですから。
ボキボキ折れてしまいます。)

そこが、周囲の誰もが、本当に人間としての価値を見てくれる時だと思います。

成功することの裏には何十倍の失敗があります。

その失敗を経験しているからこそ、人間は成功できる。

 

最後に

 

「本当に失敗した。」

という人は、

「成功に近づいていて成功の可能性が高い人。」

とも言えます。

失敗している時にこそ人間の核心が現れるということですね。

そして

失敗しているときこそ、
その人の真価だと、向き合って見てくれる人が増えれば、
失敗を恐れずに挑戦をする人たちが増えてくれるはずです。

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