モノや空間をシェア・レンタルするビジネスモデル
【未常識】今は常識ではない、
でも未来に常識となる事・・・これは私が作った造語です。
私が30数年前にレコードレンタル(友&愛)事業を始めた当時は
レンタルといったビジネスモデル自体がまだまだ未成熟でした。
しかし最近ではカーシェアリングや民泊に代表されるように
モノや空間をシェア・レンタルするビジネスモデルが
どんどん創出されております。
シェアとレンタルの違いについては本文では割愛させて頂きますが、
いずれにしてもモノを所有しない必要な時だけ借りて
費用や手間を省くといった時代がやってきております。
今回は建設機械(以下:建機)のレンタル事業を展開している
【金子機械株式会社】をご紹介させていただきます。
レンタル機械でニッチな市場を獲得「金子機械株式会社」
東京都心の再開発プロジェクトや東日本・熊本地震の復興事業に向けて
レンタル建機の需要は年々高まっております。
需要と共に資材費や人件費が高騰していく中で、
建設会社は建機を自ら保有するのではなく、
現場の用途に合わせて必要な機種を、
必要な量だけレンタルする事でコスト削減に着手しております。
当社では充実した多数の一般汎用機械以外に、
専門性が高く、国内でも数社しかない希少な機械を取扱う事で
他社との差別化を図っております。
希少な機種になればなる程商品知識が専門的で難しい上に
整備にも技術が必要なことから、
一般的なレンタル業者では取り扱い自体が無いのが現状です。
しかし、当社は創業50年以上の実績を有し、
豊富な知識を持ったスタッフを多く抱え、修理対応も可能なので
本来手配が難しい建機でも豊富に取り扱う事ができます。
建機レンタルビジネスは、日用品レンタルと違い、
購入・維持コストや専門知識、技術を要するために
参入障壁も高い市場です。
金子機械株式会社は建機をレンタルするだけでなく、
長年の経験から工事現場のより細かなニーズを的確に把握し、
作業の円滑化のための提案を迅速に行う事ができます。
また機械運用に際し、
会計的、税務的な側面からの提案も可能ですので、
市場において確かなポジションを確立しております。
今月の一言
「ニッチな市場で“希少性+付価値”のレンタルビジネス/これが則ち【未常識の発見】
※こちらの記事は月刊誌「美楽」に掲載された記事です。
イベントスケジュールはこちら
お申し込み・お問い合わせはこちら
牛久保洋次
慶應義塾大学商学部卒業株式会社友アンド愛(レコードレンタルビジネスの開発者)を創業し、代表取締役就任。約700店舗をFC展開する。株式会社ピザカリフォルニアを創業し、代表取締役就任。約400店舗をFC展開する。日本CDビデオレンタル商業組合初代理事長(社)ニュービジネス協議会理事等を歴任。現在、株式会社いかしあい隊会長、その他顧問数社。