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第154回徳億会後記 髙松建設株式会社 髙松孝年氏

 

 

こんにちは。

志ある経営者の出会いと学びの場
株式会社いかしあい隊の白根です。

 

2021年3月25日に開催された徳億会では、
高松建設株式会社の高松社長にご登壇いただき、
準大手ゼネコン高松建設の変遷を話していただきました。

 

 

 

髙松建設株式会社 代表取締役社長 髙松 孝年氏講演

 

 

高松建設は1917年に高松社長の祖父である髙松留吉が
大阪市十三(じゅうそう)に高松組を創業したことからスタートしました。

 

 

髙松留吉が急逝したため、
まだ学生だった長男の孝之(現名誉会長)と次男孝育(元会長)が家業を継承。

 

建築建設事業では、地主さんからの信頼を得ることが重要。

 

信頼を得るために、農業の手伝いなど、
汗をかいて対応し、
がむしゃらに働き事業を伸ばしてきました。

 

これは・・・
高齢になるまで事業継承が行われないケースをよく見ますが、
若いうちに経営を引き継いだ方が事業は伸びるのかな・・・
そう思える事例ですね。

 

高松建設は建設業・不動産業で事業展開しており、
本業主義を貫きながら成長していきました。

 

 

また、M&Aも活発に活用し、
世界最古の会社といわれている「金剛組」が
近代建築に手を広げて破綻した時にも、それを引き受けM&Aしています。

 

その後も、天禄元年(西暦970年)創業の会社「中村社寺」もグループ傘下に入れ、
寺社仏閣といった伝統建築の仕事を受けています。

 

古いものを守るというのは大変なこと。

大変、意義のあることでもありますし

大変、お金のかかることでもあります。

大変、商売にしずらいということかもしれません。

 

高松社長はそうお話されました。

 

”大変”という言葉には、いろいろな意味が含まれていたと感じます。

 

その後も、青木建設やあすなろ建設(小松建設・重機のコマツの建設会社)
のM&Aを通して、より一層事業を伸ばしています。

 

一時期までは無借金経営でしたが、
M&Aによる融資により、現在は借り入れがあるとのことです。

 

売上規模(約3000億)、利益(約80億)からすると
大した借り入れではないので、強い財務基盤がありそうです。

 

今後も本業主義かつ身の丈経営を貫いていくことで
1兆円企業を目指してあゆんでいくことでしょう。

 

高松建設の今後に注目です。

 

 

以上

 

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